証券ビュー

アンコール伊勢町

一皮むけた個人投資家  クールに外資と渡り合える (2013.05.09)

8日も買いパニック。日経が一面トップで買い煽り。「海外勢なお買い余力」という。引け後■■■(****)が好決算を発表。10日にSQを控え、9日も権利行使価格を持ち上げる動きが予想される。2、7、8日■■■■■■(****)が連続S高。円安で潤う大企業の対極にあり派手な振る舞い。2日遅ればせに押し込んだ■■■■(****)が値上がり率4位になった。バイオ創薬は従来の低分子医薬と違って超ハイレベル。ゲノム、京コンピュータを駆使してDNA、RNAを特定するなど並み外れたコスト。iPSをはじめサイエンスの粋といわれる。このため、対象銘柄が少ない。■■■(****)が一時43万1500円、■■■■■■■(****)も1166円まで駒を進め、提携先の■■■(****)さえ2310円の年初来高値をつけた。10、12年スパンのエネルギーが集中し、スケールこそ大きいが反動も予想以上。モノになると限らない。これも大回り3年とみられ、倍返しで外しクールにつき合うと得るものが多い。8日入手したのは、4月15日NY金先物が暴落したように、GW明けNYダウ、日経平均が高値を更新したのも外資によってつくられたという情報。4月17日「米ドルを日本円と交換する相場」と述べたが、外資の連中、世界中の富を根底からひっくり返す作戦のようだ。7日、NYダウが1万5000ドルに乗せミニクライマックスの様相。日経平均もリーマンショック直前の高値1万4489円目前。ブレーキとアクセルを交互に踏み伸び切っていない。政府と権力者が市場を乗っ取っただけに徐々に利食い。一部現金にして箪笥に入れておくといい。世界中にキプロスの前例が入力されたという。5月買いパニック、利食い千人力となれば、7月の参院選を加味して6~8月対応できる。株高も英米が物語るように万能でない。英国の時価総額は最近まで日本やドイツより大きい。2012年末現在、米国が世界の45%を占め英国8%、日本7%で3位。ドイツわずか3%という。インドも10年パフォーマンス最高といわれながらルピー暴落。 金融に偏った経済運営の限界がわかる。2012年末から今年初にかけ主要通貨で下落したのが円とポンド。円は日本の通貨安政策によるものだが、ポンドは英国経済凋落の実体を示すもの。もはや、英国に残っている「製造業」はBPとロイヤル・ダッチ・シェルが本籍程度。シティーは米国のウォールストリートと同根である。日本のモノつくりが世界で見直され、アジア、中東、アフリカにも伝播。金融も巻き返すプログラム。個人投資家が一皮むけただけに外資と渡り合えるはずだ。

日経平均は8日105円高。1万4285円の引け。東証一部の出来高39億1800万株、売買代金3兆3200億円。前場中頃6月物に打診買いが入り、後場寄り後高かったが、その後円高に振れ甘くなった。6月物が50円高で寄り100円高の1万4260円引け。過熱すると冷やしている印象で日持ちがする。出遅れの■■■■■■■■(****) を先回り。3月7日71万株の商いでS高。翌日739万株こなし410円をつけ調整2ヵ月。治療薬中間体に根強い手掛かり。15日決算発表にかけて目を離せない。10日発表する■■■■(****)も狙い。親会社の■■■(****)も同日発表で気になる。新規で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)を入手。■■■■(****)も面白いという。(了凡)