証券ビュー

新刊・書評

書 評    もはや、これまで  1月7日 (2014.01.06)

「もはや、これまで」  

西部邁・黒鉄ヒロシ  PHP 1800円(税別)

 劣化列島の頂で絶望を朗らかに語る真剣な冗談。序章の痛烈なパンチが心地よい。西部いわく、経済誌やビジネス誌に登場するエコノミストやファイナンシャル・テクノロジー専門家の言説が徹底的にくだらないのは、彼らに

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新刊紹介 5月2日 (2012.05.01)

借金1000兆円に騙されるな

暴落しない国債、不要な増税

小学館101新書 高橋洋一 本体700円

 

健全さ取り戻す第一歩

身をもって日本復活を提案

 

国債暴落を煽る「財務省ポチ学者」は、数字が読めないか、裏に意図がある輩だ!信用してはいけない。「さらば財務省!」(講談社・第7回山本七平賞)で頭角を表した高橋洋一(57)が日本国債暴落論を一刀両断。永田町、霞が関、メディアの既得権をばっさり。政府債務1000兆円に対し、

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新刊紹介   3月14日 (2012.03.13)

 

世界の富の99%は

 

ハプスブルグ家と

 

英国王室が握っている

 

 

真田幸光著       宝島社新書 本体800円+税

 

 

 

日本及び日本人のために

 

胸を張って生きるきっかけ

 

 

日本が生き残るには、世界の本当の支配構造を知らねばならない。ロスチャイルドもロックフェラーも、王家たちの執事でしかなかった。いまだ王家は全財閥の上に君臨している。覇権国アメリカの隠されたシステム。

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書評   国家破産   2月14日 (2012.02.13)

 

これから世界で起きること

ただちに日本がすべきこと  

吉田繁治著      PHP研究所 本体1900円

ビジネスメールマガジン№1の著者が、この明白な事実を政府・財務省・マスコミも必死で隠しているという強烈なメッセージ。日本経済に対し、悲観論、楽観論にも引導を渡す決定的な事実が心地よい。債務危機からギリシャ化する世界を踏まえ、

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書評   2010年1月6日 (2012.01.05)

 

体制維新‐大阪都

 

橋下徹 堺屋太一 (文春新書827 本体850円)

 

 

現実的な大阪都立ち上げ

 

雄弁な橋下市長を堺屋太一が支援

 

 

大阪が変われば日本が変わる。現実的になってきた。昨年11月の選挙で大阪府知事と大阪市長に維新の会圧勝。府民880万人、市民260万人の民意を物語るものだ。1943年に東京府と東京市が合併して東京都になった前例が手掛かり。

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