証券ビュー

森羅万象

緊縛の海外情勢 軟弱要因を含む (2017.11.20)

昭和の風林史(昭和五四年十一月十三日掲載分) 
精糖渡し物多し 師走市中値崩れ必至
精糖相場は頭打ちしている。
今月の渡し物は三百枚を越えるかもしれぬ。
来月の市中値崩れ必至。
「七五三の子を囲みをり家族寮 桂水」
円が叩かれている。
イラン情勢の緊迫でその下げかたがきつい。

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「いへば唯それだけのこと柳散る」 万太郎 (2017.11.17)

昭和の風林史(昭和五四年十一月十二日掲載分)
小豆期近底抜け 輸大は円安で買う
大阪輸大の自社玉は売り買い接近している。
小豆の自社玉は東西とも圧倒的に売りが多い。
「いへばただそれだけのこと柳散る 万太郎」
海外市況、
たとえばシカゴボードのリスクを負担し、

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「口に出てわが足いそぐ初しぐれ」 波郷 (2017.11.16)

昭和の風林史(昭和五四年十一月十日掲載分)
輸大市場の整備 東穀IOM別建へ
穀取は輸大市場の欠陥を修正し、
市場機能が国際性に順応出来るよう
目下鋭意努力中である。
「口に出てわが足いそぐ初しぐれ 波郷」
円安に国際商品はふりまわされている。

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危険水域   海外次第、為替次第 (2017.11.15)

昭和の風林史(昭和五四年十一月九日掲載分)  
精糖は危険水域 小豆底練り時代へ
流動的なイラン情勢と円相場の二ツが
商品相場をゆさぶっている。
それだけに見通しも難解だ。
「初冬や訪はんと思う人来り 子規」
円安の為替相場を睨み、イラン情勢を推理し、
海外市況を参考にして
相場を予測しなければならない。

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「テヘランの街頭売のざくろかな」 芳浩 (2017.11.14)

昭和の風林史(昭和五四年十一月八日掲載分)
小豆が業界象徴 いずれ手亡になる
今の小豆相場は、商取業界を象徴している。
業界は将来、手亡相場みたいなものになろう。
「テヘランの街頭売のざくろかな 芳浩」 

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