証券ビュー

森羅万象

経済報復措置でなく安全保障上の理由 (2019.07.09)

【最恵国待遇を取っ払った「他国と同じ扱いに戻す」だけで輸出禁止ではない】
(過去に不適切事案があった場合には
不備案件として改善など確証が得られるまでは差し止めあり)

兵器への転用や開発につながる恐れのある物資の輸出を制限
(輸出する場合、物資一つ一つに対して申請が必要)審査期間90日

特定の国に対して、国がまとめて報告を行うことで
個別の申請義務を免除する優遇政策を実施(=ホワイト国認定)
小泉訪朝後に大韓民国を追加し1週間程度で物資の調達可能になった。

各国が報告義務を行う中、韓国だけが報告義務を無視
過去8回にも及ぶ、日本からのそれに対する説明要請を全て無視した韓国
これこれの目的で何トン輸入して、これこれの用途に何トン使いました、何トン残ってます、
というデータを出せば済む話。現に中台シンガポールマレーシアは証明できている。
そういう正確なデータを即時に出せて初めて「管理を徹底してる」と言える。
(特に今回問題となったフッ化水素に関しては、
ムンジェイン政権になってから輸入量が倍増しているにも関わらず一度も報告なし)
瀬取り監視が強化されたタイミング(2019年)になってカクッと落ちてる

韓国に輸出されたフッ化水素が北朝鮮やイランに横流しされた疑惑が報じられる(2019年5月ロイターニュース)
アメリカも最初、北朝鮮が密輸入の主犯と疑っていた模様だった。(フッ化水素はウランの濃縮に用いられる)
イランと対立する英仏艦が日本に寄港にしながら瀬取り監視強化に参加。
日本政府は「(化学物質の)行き先がわからないような事案が見つかっている。」
とは言っているが、いまだ公式にはイランに韓国が横流ししてるとは一言も言ってない。

イランは折角安倍総理が説得訪問したのに、最近に開き直ったことや
北朝鮮はトランプに誘導尋問されたって怒ってることからも、
米朝会談と日本イラン会談で韓国が中心だとして日米会談で韓国制裁へ変更。

『日米安保は不公平だ』の発言は、在韓米軍が韓国から撤退し、
防衛ラインが対馬海峡まで下りてくることを暗示したと考えると
憲法改正という悲願をもつ安倍晋三首相へのトランプなりの激励?

ホワイト国認定を取り消しに先行して特定の3品目を個別許可申請必要にした
(アメリカ独立記念日の7月4日に発動)
輸出規制発動は、世界第4位の半導体メーカーの米マイクロン・テクノロジー社の
広島工場の拡充工事完成(6月11日)を待っていたかのようなタイミング。
北やイランへの横流しがあったかどうかなんて「今はまだ」問題にしていない。
もし本当に横流しがあったとはっきりしたら、それはもはや全世界を巻き込む大問題。
テロ支援国認定されて国連から制裁を受けるだろう。

大量に輸入したにも関わらず何故かフッ化水素が一月分しか貯蔵されていなかったことが発覚し、
輸出量=生産量+貯蔵量が誤差の範疇ではない程の差で成り立ってない。
(イランへの石油代金は物納する事が決まって韓国製品で物納と思ったが、日本製造の戦略物資だったとは)
イラン、ウラン濃縮の制限超へ 2度目の核合意破り
イラン、北朝鮮との密貿易はアメリカの安全保障に関する問題。
韓国は、アメリカが納得できるはっきりした証拠を出さなきゃいけないのは勿論だが、
日本はあいまいな態度だと、「日本が韓国の密貿易を黙認している」と解釈され
日本までアメリカから制裁対象になってしまう。
5月に疑惑が報じられてG20終わってからホワイト国認定取り消しは
少なくとも中国の横槍が入らないタイミングを図っていた模様で、
米中貿易戦争で中国が何も言えなくなるのに合わせてカードを切ったように
完全に根回しも終わっているだろうし、今さら取り繕っても無駄。

こんな状態の韓国に緩和状態で物質垂れ流したら日本がテロ支援国家の黒幕扱いされる。
証拠提示したレーダー照射問題のように論点ずらしの水掛け論でどんな証拠、正論だろうと韓国は認めない。
①捏造疑惑 ②論点そらし③どっちもどっち論に持ち込んで問題が長引いて輸入できない期間が延びると
1か月程度で劣化する不安定なフッ化水素は常に輸入し続けないといけない高品質な製品を製造するには
台湾などからかき集めても不足が補えない。                         ←今ここ 

【ソウル時事】安倍晋三首相が韓国向け半導体材料の輸出管理強化の理由について
「不適切な事案が あった」と述べたことについて、韓国外務省当局者は8日、
「われわれは(通常兵器や関連技術の 輸出管理のためのワッセナー協約など)
四大国際輸出統制体制の参加国として、徹底して義務事項を 順守している」
と反論した。 また、「国際社会との緊密な協調の下、国連安保理の
北朝鮮制裁決議を忠実に履行している」とも 強調した。

【拡散用コピペ:韓国がフッ化水素をイランへ横流し】
米国諜報「大統領、イランが凄まじいスピードでウランを濃縮してます」
トランプ「ごきげんよう金正恩くん。我々は恋人のようだ。ところでウラン濃縮用のフッ化水素をイランに流してないか?」
金正恩 「は?」
トランプ「そうか。すまなかった。シンゾー、イランと会談して探りを入れてほしい」
安倍首相「ハメネイさん、フッ化水素をどうやって入手したの?」
ハメネイ「韓国との物々交換で入手した。我々の原油と引き換えに横流ししてくれたよ」
米国諜報「大統領、衛星で監視したらケミカルタンカーから証拠を見つけました」
トランプ「シンゾー、頼んだぞ!」
安倍首相「フッ化水素の輸出規制は安全保障上の問題だ」
文在寅 「日本の規制は不当だ!トランプ様、助けて!」

ぶっ叩かれて当然 逆に締まってくる (2019.03.14)

昭和の風林史(昭和五八年三月二日掲載分) 
輸大期近売り過ぎの反動
輸大期近三本は売り過ぎの修正。
売り屋の手詰めで締まっている。

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兵力温存 玉回転一巡を待つ (2019.03.13)

昭和の風林史(昭和五八年三月一日掲載分) 
小豆売り方劣勢声もなし
小豆は買い玉回転、売り玉の煎れ。
環境買い方に味方。
劣勢売り方、声もなし。
久々で小豆の商いが
大阪あたり大豆を上回った(月曜前2節)。
東京も
売り店中食が数日来手詰めている。
いわば小型の煎れ相場だ。
大台三ツ変わりや連続陽線など、
買っている相場師は自信をつける。
見渡せば野も山も春、そして皆強気。
さあこれから小豆の時代がくる。
三万円指呼の間。そのようなムードである。
この時、弱気は言うべき言葉なく
資力続かぬ者は踏み、
資力あるものは両建て、
なすすべ知らぬものは神に祈る。
当局の輸入の絞り込み政策と
ホクレンの出荷調整。
これに相場師のテクニックが
うまく噛み合って売り玉を包囲した。
弱気(売り方)は負けであるから、
相場に逆らう時でない。
さわらぬ小豆にたたりなし。
売るから相場を高くする。
泣く子と地頭に勝てぬ。
なりふりかまわぬ踏みと
ホクレン出荷調整にも勝てん。
もう一ツ。
春の需要期と逆ザヤには勝てん。
しかし、
踏むのは嫌だという人もおれば、
買う気もないという人もある。
仕方ないから追証を積んで
世の変化を待つのみ。
気やすめを言うわけではないが
春の相場は大きくならないものだ。
仮需要(人気買い)一巡と
煎れ一巡を待つだけの辛抱力があれば、
もう一度この相場は安値を取りにくる
(だからと今、相場に逆らうことは
兵力の温存に反するし、
劣勢での攻撃は、利敵行為、
火に油を注ぎにいくようなもの)。
アイ・シャル・リターン(私は帰ってくる)
と相場はいう。
アイ・ハブ・リターンド(私は帰ってきた)
という時がこよう。
輸入大豆は三~四月に
ひと相場ありそうな雲行きだ。
輸大市場は弱気ばかりが目につく。
●編集部註
相場とは関係ないが83年3月1日に
文芸評論家の小林秀雄が亡くなっている。
享年80歳。
 編集者として
今も続く文芸雑誌「文學界」の発刊に携わり、
彼の著作である「本居宣長」
「無常といふ事」「考えるヒント」
等を
学生時代に読書感想文で読まされた人も多い筈。
正直、それが筆者のトラウマになる。
何を言っているのか
サッパリ解らなかったのだ。
 小林の存在がトラウマであった人物に
隆慶一郎がいる。
本名、池田一朗。
中央大学助教授にして脚本家

そして小林の弟子。
彼の存命中、
怖くて小説が書けなかったという。
 小林の死の翌年、
隆が「吉原御免状」でデビューした時、
彼は還暦を過ぎていた。
しかしこの作品で
いきなり直木賞候補になるなど、
時代小説に新風を巻き起こした。

押したり突いたりの相場 ふりまわされてくたくた (2019.03.12)

昭和の風林史(昭和五八年二月二八日掲載分)
ふりまわされてくたくた
シカゴ期近崩れにもかかわらず
輸大は堅調ということは
円安の予想とシカゴ離れか。

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鶴翼の陣 難平かけるチャンス待ち (2019.03.11)

昭和の風林史(昭和五八年二月二六日掲載分)
大衆が降りたあと大きい
輸大市場の流れが変化している。
大衆買い玉が
やれやれで降りたあとが大きいだろう。

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