証券ビュー

森羅万象

待つは仁なり 2013年01月10日 (2013.01.10)

松が明けたが、今度は年度末か。

早いと思うなかれ。

何かとせわしない日々は、もう始まっている。

子の日しに都へ行ん友もがな 芭蕉

十日は初子の日

正月に入って、初めての子の日を指す。

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劫人の独白    2013年01月09日 (2013.01.09)

あんまり寒いので、冬眠しようと思ったら何か書けという。

何もかも、億劫である。

明けくれの身をいたはれる懐炉かな  虚子

貼る懐炉を靴下の上から、両足の裏に貼る。

男やもめで、家の中には何も食べるものはない。

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昨日は七草粥だった 2013年01月08日 (2013.01.08)

お正月の長期休みも落ちついて、世の中も、普段どおりに戻りつつある。

わが摘みし芹の香めでて七日粥  柏樹子

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嫌われたら仕舞        2013年01月07日 (2013.01.07)

嫌われると、おしっこの入ったお茶を飲まされるともある。

軍隊ではフケ飯である。

ともかくあなたまかせの年の暮 一茶

あなたまかせというが、

まかせる人がいなければ、自分でやるしかありません。

自分でやるのがめんどうだから、人様にたのむ。

ものをたのめばそれなりの御礼が必要。

人使いが荒いといわれるのは、

要するに御礼をしないからだ。

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明けまして おめでとう御座います (2013.01.03)

日本のみならず南北朝鮮や中共も新指導者が揃った今年は、2014年の甲午(きのえうま)、 2015年の乙未(きのとひつじ)を控えた嵐の前の静けさにあたる年となりそうです。

歴史的な領土問題を引き摺った外交問題を抱えるアジアを視るに、甲午・乙未の年に動乱が発生した過去があります。朝鮮の甲午改革から東学党の乱が蜂起し日清戦争に至ったのが1894年。翌1895年は台湾での乙未戦争朝鮮での乙未事変へと続きました。

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