梅は咲いたか 2013年02月12日 (2013.02.12)
梅は咲いたか、桜はまだかいな。
相場高いが、小回り反転まだかいな。器量が試される時間が始まる。
勇気こそ地の塩なれや梅真白 草田男。
白梅の気品は桜に勝る。もう、早春ですね。
さて、どうにも玄人はこの相場乗り切れていない。さもありなん。
ドル円相場が、昨年11月から13週、かれこれ3カ月連続で陽線をつけるなど、見た事がない。
おそらく、新記録ではないだろうか。
弁証法の理論に「量的変化が限界に達すると、質的変化を引き起こす」というのがある。
>>続きを読む
春の猫は浮かれてる 2013年02月08日 (2013.02.08)
春の猫、猫の恋、浮かれ猫。全てこの時期の季語。
猫の房事は、寒中から早春が真っ盛りなのだそう。
恋猫の眼ばかりに痩せにけり 漱石。
寒暖の差が激しい。
大雪にならず、まずはよかったが、今度はまた暖かくなるという。
三寒四温。徐々に暖かくなると猫も杓子もザワザワし始める。
>>続きを読む
円売りドル買い祭り 2013年02月07日 (2013.02.07)
えらいこっちゃ、えらいこっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ。
円売る阿呆に買う阿呆、同じ阿呆なら売らなきゃ損損。
冴返る音や霰の十粒ほど 子規。
立春なりたてに暖かくなった。
ただこの暖かさは本物ではなく、また寒さがぶり返す。
>>続きを読む
陽極まれば陰となり 2013年02月06日 (2013.02.06)
買い屋が買って、売り屋が買えば、そこが天井。
売りは断行熟慮、買いは熟慮断行であるという。
恙なき暮しいつの日余寒なほ 沙悟浄。
株であれ、商品であれ、国内外を問わず、
買い方は現在、余寒に晒されている状態。
元来、相場は上げ下げの繰り返しである。
上げの力が強ければ上昇トレンド、
下げの力が強ければ下げトレンドとなる。
上げ続ける事も、下げ続ける事もない。
そんなの当たり前と笑うなかれ。
相場の中にどっぷり浸かっていると、そんな当たり前の事さえ忘れている。
それ故に「休むも相場」という言葉はあるのだ。
>>続きを読む
円はドンドン安くなる 2013年02月05日 (2013.02.05)
逃げる如月に入り、節分も終わった。もう春だ。
株も、為替も、商品も、買い方は、春真っ盛りか。
立春の大地の鼓動確とあり 廣太郎。
外は暖かい。立春を過ぎると変わるものだ。
円が安い。これからはドンドン安くなる。
今度は円安で輸入品が上がり、消費者が悲鳴を上げよう。
>>続きを読む