陽陽はまた暖かくなる 2013年02月19日 (2013.02.19)
相場にも、余寒が訪れた。
春寒し水田の上の根なし雲(碧梧桐)
ちょっとしたら、また暖かくなる。
山の日の変はりやすくて雨水の日 あき
昨日は二十四節季の雨水。この時期降るものは雨ではなく雪。
雪も溶け出す。また上弦の月でもあった。
何かと、節目になりやすい時間帯だ。
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何に驚く陰陽師 2013年02月18日 (2013.02.18)
頭悪き日やげんげ田に牛暴れ 西東三鬼
“げんげ”という呼び名よりも、“蓮華草”といった方が一般的かもしれない。
化学肥料が広く世に出回るまでは、田畑の周りにはれんげの畑が広がっていた。
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強いものは強い 2013年02月15日 (2013.02.15)
相場は上がるために下げ、下げるために上がる。
大切なのは、大きな流れ。木を見ず、森を見よ。
春立つや雪嶺はまだ夢の白 章。
暖かくなったと思うと、また急に寒くなる。
この寒さは、饂飩や、蕎麦を茹でるときの差し水のようなものか。
通称、ビックリ水。煮え湯の中で、かき回すだけでは麺がだらける。
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のたりのたり 2013年02月14日 (2013.02.14)
行く川の流れは絶えずして元の水にあらず。
流行など、所詮うたかた。私は貝ではなく岩になりたい。
天寿とは他人の言や梅寒し 三樓。
世の中は、バレンタインである。
とはいえ、この歳でチョコレートがどうのということはない。
いつもと変わらぬ時間が流れている。
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細かいことは気にしない 2013年02月13日 (2013.02.13)
ドル円相場が下がりません。
しぶといとみるか、まだまだ強いとみるかは、度量器量の違いでしょう。
春浅き麒麟の空の飛行雲 達治。
立春とはいえ、まだまだ寒い。
梅は咲いたか、桜はまだかいな。
連休中は、抜けるように澄んだ青い空。凛とした一筋の雲。
買い方の春は、まだ続いているのか。三寒四温で急に寒さがくるのか。
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