証券ビュー

森羅万象

ダメなら投げるだけ 2013年02月22日 (2013.02.26)

何でもないことで崩れ去る。ヒヤッとする相場が続く。

だが相場は、騰げるために下がるものだ。

春動く山門不幸風の中 ミネ子

風が強い。空気が乾燥している。

東京、神田須田町にある、老舗の蕎麦屋が焼けた。

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昭和も遠くなりにけり 2013年02月26日 (2013.02.26)

七十七年前のこの日、東京には雪が降っていた。

二・二六事件である。日本の一つの節目であった。

兵に告ぐ読み熱涙の雪におつ  青峰。

皇道派が決起した翌日、九段会館に戒厳司令部が置かれ、

二九日には沈静化する。

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儲かる波 損する波     2013年02月25日 (2013.02.25)

ツイている時と、ツキが離れている時が判れば、

あとは相場のやり方(資金配分)である。

影にさへつまづく齢二月憂し 乙郎。

ツキのない時、勝負事ではジタバタしない

この心得が身につけば一人前である。

相場も、勝負事の一つ。ある日突然、運に見放される時がある。

麻雀小説家の阿佐田哲也氏が、戦後、麻雀で飯を食っていた頃、

博打の神秘性、運の支配性を痛感したという。

「ツイていないと感じたら場から遠ざかる。

ツキには短期の波と長期の波がある。

場から遠ざかっても、場は常に見ていること」。

あえて相“場”からはなれてこそ、

見える景色はあるというもの。

さて、NY金が1550㌦近辺から切り返した。

ここが勝負処。

一気に1600㌦まで持っていければ、

そこで流れが変わる。

さりとて、反発が弱ければ、

昨年来の安値を更新するだろう。

天下分け目の関が原。売り方は利食いして、

戻りをまた売ろう。買い方は防戦買いの一手。

この一年半、どちらも三度の戦いを演じ、

買い方1800㌦の壁、売り方1500㌦の壁。

いずれも阻まれた。

はてさて、どちらに軍配が上がるか。

当方、強気方。1500を割らないと見ている。

割れば脱兎のごとく逃げるしかない。

買い方は踏ん張り処。

ドル円相場が92.50円処で踏ん張っているが、

これも破られると、きつい押しが入る。

あとは、運が見方するかどうか。

ナポレオンの言葉にこうある。

戦略は“運に恵まれない”という前提で練る。

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彼岸まで待つ     2013年02月21日 (2013.02.21)

急落で、のたりのたりともいかなくなったが、

気分だけは、春風駘蕩の如くありたいものである。

おにぎりに梅の顏見世梅日和  道夫

寒くなったり、暖かくなったり。

そうこうしているうちに、春は、本格化していく。

今時分の早朝は美しい。余寒の澄んだ空気とお日様のありがたさ。

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暴走列車が突っ走る         2013年02月20日 (2013.02.20)

「もう」は「まだ」なり。

大局的に、ドル円相場は下がりません。

何事も、シンプルに考えることです。

春寒を心に決めてゆく次第   汀子。

寒さが戻り、東京では雪が降っているとか。

さもありなん、春寒だ。いまの世の中の流れは、非常に判り易い。

円高で苦しめられてきた日本も、ようやく良い流れが来た。

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