証券ビュー

森羅万象

遠い喇叭(らっぱ)                  05月30日 (2013.05.30)

国内商品は、金も、白金も、ガソリンも、ゴムも、

反発すれども些か弱い。総攻撃はまだ先の話か

西部劇映画に「遠い喇叭」というのがあった。

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今はタネを蒔く時期 05月28日 (2013.05.28)

株式市場がドスンと落として、脳天八寸釘を打ち込まれた。

こうなると、国内商品はみなコケる…。

株式市場がドスンと下落。脳天に八寸釘。

株がこけると、みなコケた…と言わんばかりに、

ドル円も急落。国内商品も落ちている。

債券相場も死屍累々の状態だ。

相場世界では、「リスク分散という」という言葉をよく聞く。

投機の世界では、事態が悪化するときは全てが悪くなる。

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ガタガタ騒ぐでない 05月27日 (2013.05.27)

日経平均急落。途端に手のひら返しのマスコミ。

得てしてこんなときは、ただの修正であったりする

相場の動きが、何だか、激しくなってきたようである。

当然と言えば、当然の話であろう。

一本調子に上げてきた相場には、

こういったショック安のようなものは付き物といえる。

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何もかもが高くなる夏        05月24日 (2013.05.24)

初夏なのに、麦の秋とはこれ如何に。

この時期、麦が収穫される。

麦酒は、これから新酒造りが始まる。

新しき道のさびしき麦の秋  五千石

季節の変わり目は、相場の変わり目という。

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開戦前夜 05月23日 (2013.05.23)

到来物の桜桃をいただいた。

色艶の良い佐藤錦。

さくらんぼではなく、桜桃と呼びたい風格がある。

茎右往左往菓子器のさくらんぼ    虚子。

神は、細部に宿るという

見逃しがちな茎の向きまでも俳句にする。

その視点が素晴らしい。

右や左や上や下。

今の相場も、器に盛られた桜桃の茎のようだ。

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