証券ビュー

森羅万象

為替の雨に泣く商品 06月13日 (2013.06.13)

雨は降る降る、人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂…。

超えに超えられず、商品も雨に泣いている。

あじさゐや月に色づき日に褪せて 桜桃子。

日本全国、押しなべて雨が少ない。

カラ梅雨である。

とはいえ、不思議とじめじめとした梅雨特有の陰鬱な感じがしない。

これはありがたい。

天気は、梅雨らしくないが、

相場のほうはなにやら梅雨模様というべきか

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経験則が邪魔をする         06月12日 (2013.06.12)

何時までも、同じ手口が通用するわけではない

何かと硬くなる頭を、努めて、柔らかくするべし。

利食いは早く、損切りは遅く。

相場で、損をする張り方といわれる。

逆に、損切りは早く、利食いは遅く伸ばすのが、

大儲けする秘訣ともいわれている。

果たして、本当にそうなのだろうか。

相場が保合いに入った時、

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ドル円はゴム鞠の如し 06月11日 (2013.06.11)

ドル円を今買って、じっと持っているのが良い。

円高修正が終われば、国内商品も上げてくるだろう。

ドル円がドスーンと下落。ただ、戻りも早い。

V字切り返し99円台に乗せれば、あっという間に100円台。

年末は110円台に乗せていよう。

NY金は罫線が悪い。

NYが4月安値を割れても、

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ヒヤリはニヤリなり 06月10日 (2013.06.10)

恐怖のときこそ欲を出せ―と、

バフェットさんはその昔、学生に言った。

人の行く裏に路あり華の山。

あじさゐや月に色づき日に褪せて 桜桃子

ようやく、梅雨らしくなってきた、と思った矢先に、

ドル円がドスーンと落っこちた。

しかしこれでアクが抜けた。

90円台半ばは、買っておくところだろう。

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鈍と根の問題 06月07日 (2013.06.07)

相場格言は自戒の言葉。

判っていても、なかなか出来ぬ事柄が、

箴言、金言、格言となっていく。

最もよい復讐法は、自分まで同じ行為をしないこと」と

マルクス・アウレリウスは『自省録』の中で書いた。

上にいけない、下にいけない。

そんな相場に動くまで、

何食わぬ顔で待つことが出来れば、それは名人の域である。

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