証券ビュー

森羅万象

辛抱の度合いは難しい 06月27日 (2013.06.27)

辛抱して、報われたこともある。辛抱したがため、

一敗地に塗れたこともある。今はどちらなのだろう

わくら葉の灯にあらはなるいとひかな 木歩

ドル円相場は、ただいま円安驀進中。

ドルが強く、ユーロも弱いので、金はやはり売られる。

少し戻すかと思ったが、

限りなく1200ドルに近づく足取りなのか。

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神のみぞ知る世界 06月26日 (2013.06.26)

元々、より一層不確実な世界に生きているのだ。

臍下丹田に、気を溜めておかないと、萎んでしまう。

まくなぎの阿鼻叫喚をふりかぶる  三鬼

国内商品は、為替が円安であるにもかかわらず、

二十一日の下ヒゲを取りに来ている。

今年の国内商品はコーン以外、全て節分天井で終わったのであろうか。

そのコーンも、六月に高値を取ったが、天候相場待ちの様相。

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ゆったりと構える 06月25日 (2013.06.25)

相変わらず梅雨空が続いています。

気がつけば、もう季節は夏。

段々、夏らしくなってきました。

黙という凶器のありぬ梅雨月夜  浩一

先週、日曜日は満月であった。

何かとハッキリしない雲の隙間から、顔をのぞかせる

都市の喧騒や田舎の静けさ、なそ、そ知らぬ顔で照らしていた。

NY金がこけた。

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気迷い変じ疾風迅雷 6月24日 (2013.06.24)

百万人といえど我れ征かん。

今週は迅雷震雷、疾風怒雨

たちまち相場急伸せん。

明けやすき 夜をかくしてや東山  蕪村。

先週、株式の世界は弱気一色。

野も山もみな弱気なら、阿呆になって買いのタネを蒔く がよか候。

相場というものは

いくら気を揉んでも時期が来なければ動かない。

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梅雨の終わりの雷鳴 06月21日 (2013.06.21)

ジメジメと、陰鬱な空模様が続く。

梅雨の末期を、送り梅雨と言うが、

相場も送り梅雨にガタガタか。

鐘撞いて僧が傘さす送り梅雨   澄雄。

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