証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史  (昭和四六年七月十二日掲載分) (2013.07.16)

当面の目標は一万三千二百円

強弱すでに無用の相場である

フラフラしていると素ッ首がふっ飛ぶだろう。反発は売れ。

「蜻蛉生れ水草水になびきけり 万太郎」

広商事の西村社長のところが

きょうから大阪穀取の取引員として、

いままで繊維だけの看板に神戸ゴム取の分も加え、

手広い規模になる。

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昭和の風林史 (昭和四六年七月十日掲載) (2013.07.12)

銭になる相場 暴騰暴落茶飯事

戻り売りだ。急反騰叩き売れ。

突っ込み買いだ。

棒下げ急落横になって買え。銭になる相場だ。

冷麦の箸をすべりてとどまらず 温亭

山梨商事の霜村社長は久々で〝燃えていた〟。

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昭和の風林史 (昭和四六年七月九日掲載分) (2013.07.11)

戻りは売り場 K紡介入に沸く

目先の小戻し、反発は売り場だ。

近藤紡の大量売りに沸く市場だが、今は戻り売りの型である。

天候相場も佳境入りだ

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昭和の風林史 (昭和四六年七月八日掲載分) (2013.07.10)

緊迫した場面 急騰急落世の常

反騰、反発、高ければ売り。

相場の下値はかなり深いと判断する。

しかし大天井は打っていない。

日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり 青々

三百円棒は三尊。

節足各限のそれは頭揃いの毛抜き型で

日足の姿はダンゴ天井ゆきもだえ。

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昭和の風林史 (昭和四六年七月七日掲載分) (2013.07.09)

二段上げ完了 反騰場面は売り

二段上げ完了による下げ相場だが

人気は押し目買いで弱くなりきれまい。

戻り売り方針である。

「浮き草にながあめあがる落花かな 蛇笏」

小豆相場は、どうにでも絵が書けるのではなかろうか。

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