証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四六年七月二十七日掲載分) (2013.07.31)

暴落あるのみ 作柄に関係なし

久しく師をさらさば国の用をなさず

兵は拙速を尊ぶ。

買い疲れの相場は暴落するのみ。

「朝かげや糸瓜の花の落ちしまま 友猿」

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昭和の風林史 (昭和四六年七月二十四日掲載分) (2013.07.30)

遂に崩落開始 今週はガタガタ

先週は、かろうじて値を維持した。

今週はガタガタになりそうだ。

崩れだしたら千円安だ。

「青柿の落ちしより早かびそめし 虚子」

下げようとする相場。

これは相場自身の重さで下げようとする。

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昭和の風林史 (昭和四六年七月二十二日掲載分) (2013.07.29)

噴き値は売り 人気化の場面を

人気化して沸いたところは

長期的に見て先限の売りが判りやすい方法と思う。

「朝凪や楼の下漕ぐ船の音 小魚」

産地は低温が続いているし、三カ月予報でも

八月上、下旬に低温が予想されているけれど相場のほうは、

もう一ツ反応のしかたが弱い。

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昭和の風林史 (昭和四六年七月二十日掲載分) (2013.07.25)

買い玉逃げよ 再び千円崩しが

もう一度反落して千円棒のはいる相場のような気がする。

大勢強気だが噴き値は買い玉を逃げよ。

「かなかなに山は夜深き土用かな 月笠」

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昭和の風林史 (昭和四六年七月一九日掲載分) (2013.07.24)

先二本猛反撃 六千円奪回作戦

買い方は一難去ったところであるが、まだ楽ではない。

売り方もこれから苦しいところだ

「日向水ひるごろ雲をうつしけり 万太郎」

証拠金の関係もあって、また建て玉制限などから

小豆の期近限月二本(七・八月)は敬遠されている。

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