証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四六年八月七日掲載分) (2013.08.22)

総攻撃失敗す 難攻不落六三六

十月限の日足線はまるで西洋の燭台だ。

ローソク四本たててアーメンと十字を切れば大暴落

「ひるがほや川となり又みちとなる 蚊杖」

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昭和の風林史 (昭和四六年八月六日掲載分) (2013.08.21)

売り姿勢不変 不作百も承知だ

先三本の六千円台は売り方針の姿勢を、

さらに強くするところだ

買い方も信念。売り方も信念。

「ひた寄せて遠引く潮も晩夏なる 登四郎」

不作は決定的である―という見通しと、

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昭和の風林史 (昭和四六年八月五日掲載分) (2013.08.20)

急所の売り場

買い方総攻撃を

売り方に信念がある

この相場必ず大崩れする。

七分作が怖くて定期が売れるかいというところ。

「二三日採らねば胡瓜遠目にも 黄枝」

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昭和の風林史 (昭和四六年八月四日掲載分) (2013.08.19)

売り場を待つ 所詮崩れる相場

前三本相手とせず。先三本売り場待ち

崩れだせば四千二百円以下のものである。

静かに待つ。

「灼けし岩噴煙けぶり行きがたし 秋桜子」

嫌になってしまうような相場であるが嫌になってはいけない。

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昭和の風林史 (昭和四六年八月三日掲載分) (2013.08.16)

両陣営対峙し 夏枯れの様相も

買い方は突っ込み買いの陣型。

売り方は噴き値売りの態勢。

激動するか閑になるかのところ。

「おいてきし子ほどに遠き蝉のあり 汀女」

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