昭和の風林史 (昭和四六年八月二十七日掲載分) (2013.09.12)
売り陣営粛然 憤死累々たらん
引き金は引かれた。高値更新。
ぶっぱなしの場面だ。
七千円抜けが見えている。売り方憤死。
「人々に更に紫苑に名残あり 虚子」
売り方の踏みに向かって
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昭和の風林史 (昭和四六年八月二十六日掲載分) (2013.09.11)
殺気充満せり 空前の爆走態勢
先二本の七千円抜けは吹き抜け型であろう。
時は金なり、
買うなら一刻も早いほうがよい相場だ。
「ほそぼそと啼きはじめしはつゞれさせ 羽公」
どの限月も、その一代の新高値に駒を進めた。
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昭和の風林史 (昭和四六年八月二十五日掲載分) (2013.09.10)
見えています 八千円肉薄場面
難かしく考えることはなに一ツない。
無心に買えばよいだけだ。見えている沸騰高だ。
「ちゝろ鳴く石狩川の行方知らずも 博雄」
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昭和の風林史 (昭和四六年八月二十四日掲載分) (2013.09.09)
一万八千円は約束された値段になった。
要は時間の問題である。
今からでも遅くない。買い方針。
「灯を消して枕に虫や耳鳴りや 七三郎」
あとうはどこで引き金が引かれるかの小豆相場となった。
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