証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四六年九月十日掲載分) (2013.10.01)

露團々風蕭々 秋冷いとど早し

刈り取りが早いか、降霜が早いか。

これからは一日一日が勝負である

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昭和の風林史 (昭和四六年九月九日掲載分) (2013.09.30)

前進あるのみ 迷う者は死せり

売り方は暴落を考えてもよいが

買い方が暴騰を考えてはいけないという法はない。

買い方針結構。

「どの道も秋の夜白し草の中 水巴」

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昭和の風林史 (昭和四六年九月八日掲載分) (2013.09.27)

未だ天井せず 新規買いもよし

この小豆相場は、とんでもないスケールである。

押したところは、すかさず買うしかない。

「高梁や乳房持ちたる石仏 緑童」

水準が異常に高いため波動も

それだけ大幅になってくるのは仕方がない。

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昭和の風林史 (昭和四六年九月六日掲載分) (2013.09.25)

風嫋々(じょうじょう)たり 落日釣瓶おとし

秋の日のヴィオロンのためいきの身にしみてひたぶるに悲し。

秋の日は、つるべ落としという。

「をりとりてはらりとおもきすすきかな 蛇笏」

凶作に買いなしという言葉がある。

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昭和の風林史 (昭和四六年九月四日掲載分) (2013.09.24)

崩落自然の姿 自律作用である

凶作を買い尽くした。

エネルギーも燃焼し尽くした。

暴落は相場の自律作用だ。

方針自由のところ。

「鳳仙花ほろほろこぼれ薪かたし 秋穂子」

相場も、ここまでくると

上値付けほうだいとは、いかない。

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