証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年一月五日掲載分) (2014.01.23)

売り余地あり  四千円台割れへ

売り余地残す小豆の相場と見た。

きつく戻したりするところは売っても判りやすい。

「春着の子はなやかに来てすぐ去れり 不鳴」

お天気に恵まれた大発会である。

六月限はサヤを買えずに生まれた。

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昭和の風林史(昭和四六年十二月二十四日掲載分) (2014.01.22)

依然戻り売り 底抜けの相場だ

反発したりするところは戻り売りで狙われる。

万人底入れとみれば、その底は抜けるものだ

「真黒き冬の海あり家の間 虚子」

相場師・伊藤忠雄氏が

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昭和の風林史 (昭和四六年十二月二十二日掲載分) (2014.01.20)

暗澹たる年末  手亡まで崩れる

悪い時には悪い事が重なるもので

手亡まで崩れてこれがまた小豆の足を引っ張る。

陰の極はまだか。

「じようびたき高みの柴を刈る音と 柳芽」

ストトンストトンと値は下がる。まさに悪性だ。

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昭和の風林史 (昭和四六年十二月二十一日掲載分) (2014.01.17)

すべては春に  年内は閑な場面

本年を顧みれば激しい消耗の戦いだった。

年内相場は閑になり、下値も深くないが上にも行けん。

「草枯るゝしづけさ聞けり河原ゆき 悌二郎」

静かに年は暮れて行くといいたいが、

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昭和の風林史 (昭和四六年十二月二十日掲載分) (2014.01.16)

年内逆張りか  下値は深くない

見送り修正。

年内の相場は大底圏内での逆張りと見る。

大きな下値もないし、上値も期待薄。

「銭湯のさら湯ひとりに年の暮れ 柳芽」

66万五千俵という数字に対して

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