証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年一月二十二日掲載分) (2014.02.10)

反落急と見る   一巡イレ終わる

安値売り玉のイレ取りで、きつい動きだが、

踏みの出たあとの真空落としの小豆相場と見る。

「うかがえば尚一輪や冬椿 奈郎」

狐につままれたような感じがしないでもない相場だ。

>>続きを読む

昭和の風林史 (昭和四七年一月二十日掲載分) (2014.02.08)

戻り一杯歴歴   白雲千載空悠悠

先限で三分の一戻し地点。まず一杯のところ。

売り込みの単なる反動に過ぎない相場だ。

「寒天小屋の暦の日々を消してゆき 非文」

>>続きを読む

昭和の風林史   (昭和四七年一月十七日掲載分) (2014.02.05)

将軍突撃せり  断末魔の特攻隊

断末魔、買い方の沖縄特攻作戦は、

原爆投下の近からんことを思わせた。

ああ将軍突撃せり。

「一枚の障子明りに冬ごもり 幸男」

東穀一・一二ハプニングが業界で取り沙汰されている。

>>続きを読む

昭和の風林史 (昭和四七年一月十三日掲載分) (2014.02.03)

売り方ハゲ鷹  死臭に上空舞う

崩れていく相場に追い打ちかけて、弱気を書くのは、

あと味の悪いものだが、やはり相場は下だ。

「よき水の灘の西郷寒づくり 非文」

大正八年の米相場は続騰また続騰、

遂には米騒動にまで発展した。

>>続きを読む

昭和の風林史 (昭和四七年一月十二日掲載分) (2014.01.31)

値ごろ観無用 合掌拝み打ち!!

目立つ買い建ての店のどこかが、ぶちあげてくるまでは、

下げが止まらない相場だ。値ごろ観無用。

「而して無為にもあらずふゆごもり 非文」

戻すから悪いという言葉がある

>>続きを読む