証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史(昭和四七年二月七日掲載分) (2014.02.27)

ひねり奔騰型 暴落含み型から

暴落含みの相場を奔騰型に、

ひねり変えた週末の小豆相場である。

煎(い)れ高もう千丁か。

「春あさし人のえにしの絶ちがたく 白虹」

四面楚歌の声に包まれている小豆相場の売り方である。

将軍来たらずという感じでもある。

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昭和の風林史 (昭和四七年二月五日掲載分) (2014.02.26)

立春節変わり 下げだせば深い

節分天井という言葉が昔からある。

本日は立春で大なる節(ふし)変わり。

下げだすと深いと思う。

「鳩鳴いて烟の如き春に入る 漱石」

春たちてとか、春立つやという。

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昭和の風林史 (昭和四七年二月三日掲載分) (2014.02.24)

全く同じこと 昨年の通りか?

押し目なしの三千円棒上げ。

去年にもなかったことである。

満つれば欠けることもある。

「毛沢東中国が売ってくれば暴落、

売られなければ強調。

こんな判りやすいこともない」

これは去年の本日付け当欄の見出しであるが、

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昭和の風林史 (昭和四七年二月一日掲載分) (2014.02.21)

とどめのS高  とどめにならず

下げの末期にもS安があった。

ちょうどあれの逆みたいなS高である。

末期症状と見る。

「夕月やひそかに咲ける寒椿 草白」

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昭和の風林史 (昭和四七年一月二十九日掲載分) (2014.02.19)

軟調続々降参 もう千丁と言う

もう千丁あるという。

参った。堪忍。降参―というところだ。

判らん。見えん。読めん。

「砕氷船左にかしげ右にゆれ 雨圃子」

相場を見るのが本当に嫌になる時がある

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