証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年二月十九日掲載分) (2014.03.13)

破滅への道を 軍刀かざして!!

長い目で見て、ものの道理から申せば、

小豆の買い方は、

往く処なき死地に向かっているのだ。

「古垣の縄ほろと落つ蕗のとう 犀星」

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昭和の風林史 (昭和四七年二月十八日掲載分) (2014.03.12)

困った相場です もつれほぐれず

天候相場の前に感情相場に火がつくかもしれない。
時には天候相場に持ち込むことになる。

「芹を煮て療舎の隅を匂はしむ 秋汀」

六月時分から小豆は天候相場という呼び方をされるが、

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昭和の風林史 (昭和四七年二月十七日掲載分) (2014.03.11)

なんとも重い だが抜刀隊警戒

下げがきつくなると抜刀隊でくるだろうし

爆弾三勇士も出てくる。

しかし相場の大勢は下降期だ。

「鴬や薬を秤るものしづか 静塔」

旧正月が明けるのを待つ格好で、

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昭和の風林史  (昭和四七年二月十六日掲載分) (2014.03.10)

はめ手に用心 定石は暴落型だ

定石(跡)なら暴落型だ。

しかし、はめ手があるので油断は出来ない。

旧正月明けを待つところ。

「麦踏の出てゐる島の畑かな 素十」

『風林は商品取引所法第八章第八十八条を

持ち出すなど卑怯(ひきょう)だ』―と叱られた。

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昭和の風林史 (昭和四七年二月十五日掲載分) (2014.03.07)

無理した反動 四千円割れ必至

契約の量もさることながら、

小豆は明らかに天井した。

買い方は抵抗しようが流れが変わった。

「あてなしに行かば行かれて畦青む ゆう二」

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