証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史  (昭和四七年三月二九日掲載分) (2014.04.18)

叩き屋を殺せ 相場を育てよう

口に正義を唱え心に邪心あって売り叩かば、

天は必ず筆誅を加え征伐せん。

相場は強気方針。

「菜の花や月は東に日は西に 蕪村」

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昭和の風林史 (昭和四七年三月二八日掲載分) (2014.04.17)

悪材織り込み 徐々回復の相場

千五百ぐらいの下値はあっても

買い下がる気なら損の見えている小豆だ。

クロウト筋は総弱気。

「日輪に消え入りて鳴く雲雀かな 蛇笏」

各社とも顧客筋は強気になっているそうだ。

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昭和の風林史 (昭和四七年三月二七日掲載分) (2014.04.16)

二千丁戻しへ 叩き込みは買い

馬鹿の一ツおぼえで戻り売りを言っているうちに

相場は二千八百円あたりまで窓を埋めに行こう。

「咲くよりも落つる椿となりにけり 秋桜子」

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昭和の風林史 (昭和四七年三月二五日掲載分) (2014.04.15)

自然の相場へ 仕事師たち壊滅

相場には自律反騰というものがある。

仕事師たちは、たいがい潰れた。

自然相場の姿に戻ろう。

「新社員電話づかれにひと日了ふ 伊津夫」

〝悪い奴っちゃ、悪い奴っちゃ〟

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昭和の風林史 (昭和四七年三月二四日掲載分) (2014.04.14)

本尊至極健在 だが鬼哭愁愁たり

相投げで整理完了。

順ザヤの魅力。

悪材料織り込み。

小豆は正常化しつつある。

反騰近し。

「木蓮のごはと崩れし宙宇かな 草城」

山大は山梨に疎開させてあった玉を、

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