証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史  (昭和四七年四月五日掲載分) (2014.04.25)

反発朝露の如し 暴落含みの風情

落花枝に返らずという風情の小豆相場だ。

先限千三百四十円割れから売っても充分に取れる場面。

「熊野川筏をとゞめ春深し 遷子」

九星十二支二十八宿の暦で相場を判断するならば

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昭和の風林史 (昭和四七年四月四日掲載分) (2014.04.24)

大勢下降時代 下値は存外深い

戻しても、それは単なる戻りに過ぎず、

すう勢はまだ下落途上にある小豆だから売る一手。

「桃畑のくれなゐ川と曲りけり 広子」

晩春の旅なら、新幹線など利用せず、

大和路をカーブして、

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昭和の風林史 (昭和四七年四月三日掲載分) (2014.04.23)

萬円割れ時代 新ポはその兆し

自律反騰が終わって実勢悪相場に戻った。

当面一万五百円。

それから万円割れの崩れにつながる。

「﨟たけて紅の菓子あり弥生尽 秋桜子」

小豆相場は大きな空間窓を埋めに行こうとして

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昭和の風林史 (昭和四七年四月一日掲載分) (2014.04.22)

新ポから反落 月末の場味悪し

月末の引け味は悪かった。

新ポ→週明けは反落場面だろうと思う。

買い玉は軽くするところ。

「黄水仙雨にしなびて向きむきに 点魚」

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昭和の風林史  (昭和四七年三月三十日掲載分) (2014.04.21)

春風に乗って 三千円台に回復

六千円下げの二千丁高は三分の一戻し。

千円棒を立てて押し目買い。

相場はいよいよ判り易くなる。

「振りかへり消ゆく土筆もありにけり 汀女」

小豆は千円棒がはいった。

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