証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年四月十三日掲載分) (2014.05.07)

地獄への道は まだはるかなり

買い方が、うなっている声が、

まるで快適なマーチのように聞こえてくる。

投げればスッとするのに。

「山吹の落花を重ねまこと濃し 青邨」

投げる時は理性を失っているから

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昭和の風林史(昭和四七年四月十二日掲載分) (2014.05.02)

常に暴落含み 投げが投げを呼ぶ

小豆という考えだから値ごろ観で買う。

インターナショナル・レッド・ビーンズと思えばまだ高い。

「石楠花の優艶つくす晩鐘後 晴光」

クロウトの将棋を新聞などで見ていると、

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昭和の風林史 (昭和四七年四月十一日掲載分) (2014.05.01)

萬円割れ 戻りに力がない

ガラガラとくれば全限一万円割れである。

そのような場面がありそうな相場つきである。

「山吹や暮ゆく水のとゞまらず 水巴」

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昭和の風林史 (昭和四七年四月十日掲載分) (2014.04.30)

陰流落し斬り 閃光一瞬S安か

桜も終わろうとしている。

万朶(だ)の桜か襟の色―という場面は遂になかった。

今週は暴落だ。

「湯をさせばあけぼの色や桜漬 つい女」

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昭和の風林史  (昭和四七年四月七日掲載分) (2014.04.28)

落潮再び濤々 萬円割れ時代へ

悪い悪いと相場も言う。

期近の万円割れ。

期先の飛んで三、四百円。

いずれ全限万円割れ相場か。

「遅き妓は東をどりの出番とや 虚子」

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