証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史   (昭和四七年四月二十二日掲載分) (2014.05.14)

売り方針不変 噴き値袈裟がけに

相場は、どの時点をとっても悪い。

売り一貫でよいと思う。

戻すほどの売りやすいのである。

「ふみきりに海の音きこゆ豆の花 万太郎」

誰も彼もウロウロさせられている。

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昭和の風林史 (昭和四七年四月十八日掲載分) (2014.05.13)

消える消える 値が融けていく

アクが抜けるどころか

値ごろ観の買い物があとを絶たないから、

いよいよ根の深い下げになる。

「わらさがるけふは二筋雀の巣 虚子」

全限が万円大台を割るまでは、

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昭和の風林史 (昭和四七年四月十七日掲載分) (2014.05.12)

茫茫漠漠たり S安必至の段階

チンタラ峠の相場はチンタラ、チンタラと下げていく。

全限万円割れに突入しよう。

「一弁のはらりと解けし辛夷かな 風生」

週末は、まさしく、

はらりと解けし辛夷(こぶし)かなの風情だった。

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昭和の風林史 (昭和四七年四月十五日掲載分) (2014.05.08)

いずれ七千円 十年前の相場へ

これからの下げ相場で損をしたら、

もう小豆相場では取り返しは出来なくなるだろう。

売り一貫。

「葉ばかりの椿一樹や風光る 士栖」

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昭和の風林史  (昭和四七年四月十四日掲載分) (2014.05.08)

売り一貫不変 実勢再認識の要

戻れば買いたくなるが、それは金儲けではできん。

売り放しよし、新規売りまたよしというところ。

大阪では小豆が全限安値を更新し、

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