証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年六月九日掲載分) (2014.06.16)

この底抜ける 抜けたら呆然安

底抜け型になりそうだ。

いわゆる〝ずっこけ相場〟。

安値警戒が強いだけに抜けたら呆然安だ。

「夕かげり風炉茶のすだれたれてあり 燕郎」

大衆筋はおしなべて

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昭和の風林史(昭和四七年六月八日掲載分) (2014.06.13)

落魄の買い方  総投げの時代へ

天候相場の出足は順調で、

霜一発は空砲になりそう。

相場は下値を残している。戻りは安心売り。

「草の葉の膚さす梅雨の入りけり 葛彦」

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昭和の風林史(昭和四七年六月七日掲載分) (2014.06.12)

暴落の気配が 値ごろ考えるな

買い方は天をあおいて霜よ降れと

祈るけれど霜は降らず値は下がる。

相場は発芽順調で暴落する。

「のび出でて鮎の竿やな岩隠れ 夢筆」

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昭和の風林史 (昭和四七年六月三日掲載分) (2014.06.10)

次は青田ほめ   取り組みも悪い

今月の10日過ぎから

青田ほめの崩れがきっとあるはずだ。

千円下げは見えているように思う。

「光りつゝしづみゆくなる源五郎 玲人」

どう見ても、ここのところは

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昭和の風林史(昭和四七年六月二日掲載分) (2014.06.09)

降霜不安解消 相場ガタガタに

順気順気で値が下がるという歌の文句はないけれど

釜ヶ崎で騒動のある年の小豆は安いのである。

「駿河路や花橘も茶の匂ひ 芭蕉」

解禁を待ちかねていたように

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