証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年六月二十四日掲載分) (2014.06.30)

のらりと戻し くらりと下げる

よろしい。また売りである。

先日の安値を割ってしまうだろう。

言っちゃ悪いが戻しただけ悪い。

「紫の斑(ふ)の仏めく著莪(しゃが)の花 虚子」

反発したあと、なお強いと、考え方が変わってくるもので、

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昭和の風林史 (昭和四七年六月二十三日掲載分) (2014.06.27)

総弱気の咎め 当然の反発場面

これだから相場は面白い。

総弱気になったら反発した。

しかし大きく戻すほどの力はなさそうだ。

相場は下がるばかりでは面白くない。

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昭和の風林史 (昭和四七年六月二十二日掲載分) (2014.06.26)

急騰は利食え 低落は買い拾う

相場は厳粛、神聖である。

利のある玉は利食いする。

これは相場に対する礼儀といえよう。

「やまももや熊野へ嫁ぎし人のうへ 三山」

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昭和の風林史 (昭和四七年六月二十一日掲載分) (2014.06.25)

 

もう弱気やめ   安値仕込み大勢

相場は下がるだろう。だがもう弱気はしない。

急騰したらどうする。そのときは売り抜けるだけだ。

「疲れ鵜も篝も舟もみなながれ 弥生」

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昭和の風林史 (昭和四七年六月十九日掲載分) (2014.06.24)

戻り売り一手 アク抜け未だし

安値に顔合わせしてもどうということもない。

小戻し、反発売りの単調な作業を繰り返すところ。

天災期の相場は罪つくりである。

需給相場であれば、これだけ四囲の環境が悪ければ

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