証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史(昭和四七年八月二十六日掲載分) (2014.09.04)

反騰力充分!!   手亡も上昇期待

下げない相場なら買ってみようかとなる。

小豆も手亡も、まったく売り余地ない値にとどいたのだ。

「とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな 汀女」

今となっては、ここから売っていくという材料もない。

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昭和の風林史(昭和四七年八月二十五日掲載分) (2014.09.03)

売り余地ない   手亡も下値頑強

小豆も手亡も、今の値段から下は、実に堅い。

売り余地のない相場になっていると思う。

「秋草やすがり得ざりし人の情 登四郎」

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昭和の風林史 (昭和四七年八月二十四日掲載分) (2014.09.02)

目先を考えず   茫茫漠漠たらん

高かろうが、安かろうが、

どうでもよいのだという気になる。

目先の高下は考える必要がない。

「法師蝉煮炊というも二人きり 風生」

富安風生氏の、煮炊というも二人きり、

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昭和の風林史 (昭和四七年八月二十二日掲載分) (2014.09.01)

断然強気方針   押し目買い一貫

手亡相場が下げたところは買い方針。

取り組みが太りだすと案外な値段を出すだろう。

「宵の雨夜半の月夜や草ひばり 秋桜子」

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昭和の風林史  (昭和四七年八月十九日掲載分) (2014.08.27)

人気を集めん  すでに底値脱出

農林省の作付け面積発表待ちである。

手亡相場は押し目買い方針。

小豆も底練り型である。

「かずかずの亡き人おもふ蚊遣かな 万太郎」

山本博康先生から電話がかかってきた。

『見出しを見て小生吹き出してしまった。

ああ大底はよかったね(笑い)

厳粛なる大底。

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