証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年九月十八日掲載分) (2014.09.19)

 

閑散におもう   とりとめもなく

手亡の相場の安いところを

気長に拾っていくという方法。

それとも小豆の戻り待ちの売りか。

「草の実や足になじまぬゴルフ靴 総彦」

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昭和の風林史 (昭和四七年九月十四日掲載分) (2014.09.18)

夢のない相場   手亡に期待する

手亡に対する期待は

小豆が不人気になればなるほど強くなる

というケッタイな因果関係にある。

「とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな 汀女」

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昭和の風林史 (昭和四七年九月十二日掲載分) (2014.09.17)

いまからでも〝売りだ〟というよ

現物事情を見ておれば、

この小豆、売り余地充分という。

市場は戻り売り、突飛高売りの空気。

「もの言いて露けき夜と覚えたり 虚子」

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昭和の風林史 (昭和四七年九月九日掲載分) (2014.09.16)

凋落一途小豆  手亡良い所なし

こう人気が離散しては仕掛ける気も起こらん。

あきらめムードが支配する穀物相場である。

水は高きから低きに流れる。

金は儲けを生むところに集まる。

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昭和の風林史  (昭和四七年九月八日掲載分) (2014.09.12)

豊作の値段か 低迷横這い模様

豊作の値段が出ているとも言える小豆だが、

戻り売りを言う人が多い。手亡は悪目買い人気。

「たいらかに落ちて一葉や草の上 鳥頭子」

相場の大台などというものは処女膜と同じようなもので、

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