証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年九月二十七日掲載分) (2014.09.29)

来月になれば   なんとかなろう

おしなべて業界人はあきらめも早い。

相場する人の長所であり短所だ。

まあ、なんとかなろう―。

「箒目の一と目の乱れこぼれ萩 無涯子」

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昭和の風林史 (昭和四七年九月二十六日掲載分) (2014.09.26)

押し目は買い   高ければ利食い

気があるのか、ないのか判らない

というところがまたよろしい。

含みというものの味であろう。

「日は竹に落ちて人なし小鳥網 太祇」

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昭和の風林史(昭和四七年九月二十二日掲載分) (2014.09.25)

強弱垂れれば    結局そうなるか

カンカンになってみたいのである。

しかし、そうなれないところもある手亡の相場だ。

「筑波見て上がらんと思ふ秋の情 碧梧桐」

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昭和の風林史 (昭和四七年九月二十一日掲載分) (2014.09.24)

人気化の傾向    線型は買い示す

手亡相場がものになりそうな格好だ。

期先限月の七千円台乗せとなれば

久しぶりで活気が出よう。

「今宵また人待心ちちろ虫 はん」

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昭和の風林史 (昭和四七年九月十九日掲載分) (2014.09.22)

この秋は何で 飯食う豆屋かな

台風まで、へきえきして顔をそむけた。

こういうことも世の中にはある。

澄んだ秋空がねたましい。

「はたはたも短くとびて野路親し 風生」

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