証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年十月十九日掲載分) (2014.10.21)

買い目がない いずれ閑散低迷

小豆は売り方針。

八千円どころは利食いすればよい。

手亡は強く見えたところを売り上がり方針。

「鵙鳴くや明治の椅子の影深し 彩二」

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昭和の風林史 (昭和四七年十月十七日掲載分) (2014.10.20)

大崩落の前兆  すでに天井せり

小豆は戻り売り。

手亡も七千円台は売り上がりでよい。

毛糸が音をたてて崩れるだろう。

「ちらほらと村あり紅葉いそぐなり 占魚」

小豆の線型は非常に悪いものになった。

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昭和の風林史(昭和四七年十月十六日掲載分) (2014.10.17)

ひと相場終了 八千二百円あり

毛糸が天井した。反撃あろうと必至の売りでよい。

生糸も先三本売り方針。小豆は論ずるに足らず。

「菊の香や奈良には古き仏たち 芭蕉」

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昭和の風林史(昭和四七年十月十四日掲載分) (2014.10.16)

目先売り有利   逆張りの相場だ

窓を明ければ港が見える―というのは流行歌の文句。

小豆の窓は明けたら埋める。埋めたら買いだ。

「きのふけふ白浪見ゆれ蜜柑山 素月」

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昭和の風林史   (昭和四七年十月十三日掲載分) (2014.10.15)

微温湯の相場 まだ底練り段階

このあたりの値段は強弱いずれにも分がある。

しかし交易会を控えて強気になるのは少し早い。

十一日は東京穀取の開所二十周年で、

東京の立ち会いは前場一、二節だけであった。

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