証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史  (昭和四七年十月二十五日掲載分) (2014.10.28)

小豆売り一貫 産地出荷を刺激

小豆の強張ったところは売り上がって、

こんなに判りやすい相場はない。

逆に手亡は買い方針。

「郵便局出て更に濃き秋の暮 誓子」

田山の加藤美治部長は東亜同文書院を卒業して、

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昭和の風林史(昭和四七年十月二十四日掲載分) (2014.10.27)

悪い場面買い 強気出来ぬ小豆

小豆は時間の経過に伴って、いずれスーッと下げる。

手亡は悪く見えたところを買えばよい。

「古市へこのあと二丁ななかまど 寛」

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昭和の風林史  (昭和四七年十月二十三日掲載分) (2014.10.24)

押し目買いで   小豆は戻り売り

小豆の強張ったところは売り方針。

手亡は安いところを買い下がれば面白い。

まだ当分閑だろうが。

「鹿起きて腹につきたる紅葉かな 惜字塔」

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昭和の風林史 (昭和四七年十月二十一日掲載分) (2014.10.23)

まだ買えない    九千円近辺売り

久しぶりで東京を回っていたらどこの取引員も大活況で笑いが止まらないようだ。

「いつしかに老いづきし妻よ草紅葉 草城」

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昭和の風林史 (昭和四七年十月二十日掲載分) (2014.10.22)

つれ高のあと     反落待ちの場面

交易会の成約のニュース次第では
一時的にも急落はまぬがれぬ。
手亡につれ高の小豆は売り方針。

十月二十日は関東地方では恵比寿講。
関西、とくに京阪神では誓文払いのシーズンである。

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