証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年十一月十八日掲載分) (2014.11.19)

腰が伸びたら   叩き売る準備を

一時的な現象だ。
一波が万波を呼んで踏みが一巡すれば
品物も集まり、急落する小豆相場である。

「たらたらと藤の落葉のつづくなり 虚子」

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昭和の風林史 (昭和四七年十一月十七日掲載分) (2014.11.18)

急落の可能性 上伸急なだけに

上伸があまりにも急なのでこの相場は短命であろう。

煎れが一巡して出尽くせば急反落しよう。

「柿落葉うつくしき紅みな伏せて 青邨」

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昭和の風林史 (昭和四七年十一月十六日掲載分) (2014.11.17)

一時的な現象 値が荷を呼ぼう

ズンズン高くなる相場とは思えない。

売り場待ちの人たちがこれから売ってくるだろう。

「山茶花の長き盛りのはじまりぬ 風生」

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昭和の風林史 (昭和四七年十一月十五日掲載分) (2014.11.14)

売り場を待つ いずれ安い相場

いまひとつ弾みのつかない小豆相場だ。

高いところがあれば売っておこうという市場の空気。

「しぐれふるみちのくに大き仏あり 秋桜子」

小豆は日数のかかる相場である。

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昭和の風林史 (昭和四七年十一月十四日掲載分) (2014.11.13)

人気が燃えぬ      一高一低玉次第

小豆も手亡も、

その節、その節、玉の出ぐあいによる小高下で、

今ひとつ人気が燃えない。

「木の葉髪泣くがいやさにわらひけり 万太郎」 

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