証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四七年十二月四日掲載分) (2014.12.08)

取り組み重し  厳然売りのまま

高値買いつきの取り組みは、きっと反落の要因となろう。

売り線続出の小豆は急落しよう。

「かりに著る女の羽織玉子酒 虚子」

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昭和の風林史 (昭和四七年十二月二日掲載分) (2014.12.05)

小豆だろうが  ええじゃないか

なんで高いのか―などと考えているようでは

駄目で一緒に酔わなければ…というムード。

「寒波来る山脈玻璃の如く澄む 吐天」

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昭和の風林史 (昭和四七年十二月一日掲載分) (2014.12.04)

売り上がりで 辛抱のしどころ

大衆パワーが商品取り引き相場をリードしている。

しかし小豆は売って果報を待つ場面。

きょうから六カ月さきの来年五月限がたつ。

五月といえば既に天候相場の限月。

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昭和の風林史 (昭和四七年十一月三十日掲載分) (2014.12.03)

目先小浮動も   結局下値指向型

インフレ買いが商品取り引きにも見られるようだ。

大衆買いで戻したところは売っておけばよい。

「うつろへど一間明るし残る菊 緑水」

あすで霜月・十一月も終わる。

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昭和の風林史(昭和四七年十一月二十九日掲載分) (2014.12.02)

醒めて悲しや ムードの衝動買い

小豆の一万円はいうならムードによる衝動買いである。
衝動買いには反省がつきものである。

「寄せ鍋や打ち込みし妓のうす情 草城」

限月が一本消える。そしてまた一本生まれる。

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