証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史 (昭和四八年一月十八日掲載分) (2015.01.19)

ピラニア健在  結局は食われる

インフレ太りの小豆の買い主力は

結果的にアマゾン河のピラニアに

食われてしまうであろう。

「寒肥や花の少き枇杷の木に 素十」

>>続きを読む

昭和の風林史(昭和四八年一月十七日掲載分) (2015.01.16)

安心買い人気   反動きつからん

一応一万二千二百円という見方が支配しだしたが、

小豆相場は、かなりいいいところに来ている。

「松過の又も光陰矢の如く 虚子」

毎日一個ずつ金の卵を生む〝がちょう〟がいた

>>続きを読む

昭和の風林史 (昭和四八年一月十三日掲載分) (2015.01.15)

凄惨大暴落へ  音たてて崩れん

小豆相場の先は見えた。

先限一万円割れは早い。

音を立てて崩れよう。

買うだけ買った相場だ。

「寒雀枝移りしてふくらみぬ 芳草」

穀物相場では買い方主力の今後の作戦について、

>>続きを読む

昭和の風林史 (昭和四八年一月十二日掲載分) (2015.01.14)

怖くない相場   売り上がるのみ

小豆相場は売り上がっていく一手だ。

熱病にかかった買い方は

ある日突然現実を直視しよう。

「寒鯉を見るやうすうすと群なせる 秋桜子」

>>続きを読む

昭和の風林史 (昭和四八年一月十一日掲載分) (2015.01.13)

砂上の楼閣だ  崩れたら一発!!

それは砂上の楼閣のようなものである。

実と見えて虚の相場だ。投機師なら売り上がるところ。

「万両も手洗鉢も高からず 青畝」

>>続きを読む