証券ビュー

森羅万象

昭和の風林史(昭和四八年二月八日掲載分) (2015.02.12)

大幅安は歓迎 相場が若がえる
下げる時は思い切り下げさせる。
小細工は身の破滅。
日柄経過の小豆、一度大下げすべし。
「猫柳水光りつつ暮れにけり 北湖」

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昭和の風林史 (昭和四八年二月六日掲載分) (2015.02.11)

大勢買い一貫 大事は糊塗せず
目先の事を考えなければ
買いの一本道の小豆だ。
安ければ安いで買う。
キメの荒い方針でよい。
「春浅き雨にぬれゐし京菜かな 暮雲」
天下をもって天下を見る。

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昭和の風林史 (昭和四八年二月五日掲載分) (2015.02.10)

目先戻り売り だが大勢買い方針

大勢は買いのままの小豆だが、

早すぎる反騰は再度の暴騰をまねく。

手亡も押し目買い。

「よせなべの火を強くする二月かな 万太郎」

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昭和の風林史 (昭和四八年二月三日掲載分) (2015.02.09)

下げ地点見て 再度買い方針を

小豆は安心買い人気になっていた。

押し目を入れるとまた新鮮な相場になる。

手亡も同じ事。

「提げて来し壬生菜の雪をはらひけり 冬水」

きょうは節分。旧の正月に当たる。月齢は朔である。

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昭和の風林史 (昭和四八年二月二日掲載分) (2015.02.06)

急落またよし 押し目買い態勢

反落また楽しからずや。深押し待ち。

下げればまた高い。

小豆、手亡とも大勢買いだが押し目待ち。

「春めきてものの果てなる空の色 蛇笏」

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