証券ビュー

森羅万象

業界共同の敵 市場閉鎖なれば (2015.02.27)

昭和の風林史(昭和四八年二月二十一日掲載分)
巨大でニヒルな小豆買い仕手は
業界共同の敵にならぬよう
良識をもって事態を収拾すべきである。
「葉のゆだる湯の湧口や春の雨 一茶」
田中総理は20日の閣議で過熱する商品相場について

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昭和の風林史(昭和四八年二月二十日掲載分) (2015.02.26)

反動はきつい 狂気の沙汰なり
調子に乗っていると
小豆は物価対策の〝いけにえ〟として
血祭りにあげられよう。政治が介入する。
「野火かなし十国峠越ゆる夜を かけい」
生糸の爆発が続いているし、

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昭和の風林史 (昭和四八年二月十七日掲載分) (2015.02.25)

ムード買い再燃 狂った相場展開
センターが狂った時代である。
日本列島に投機の輪が拡大していく。
一億総投資家時代である。
「下町の小さき公園沈丁花 杞陽」

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昭和の風林史(昭和四八年二月十六日掲載分) (2015.02.24)

ダム決壊せば 小豆が氾濫する
小豆は音を立たてて崩れる日が必ずくる。
熱くならず売りっぱなしで
ダムが決壊するのを待つ。
「水影の映り去りたる水温む 虚子」

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昭和の風林史 (昭和四八年二月十五日掲載分) (2015.02.23)

大暴落がある 信念で売るべし
結局は貿易の全面的な自由化である。
田中総理の人相が悪くなった。
総理の顔は日本のケイ線だ。
「年々に公魚汲みて舟古りし 鶏二」

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