証券ビュー

森羅万象

噴き値売り勝負 買い方立ち枯れ (2015.07.15)

昭和の風林史(昭和四八年七月九日掲載分)  

買い仕手は値を維持することに懸命のようだ。
内部崩壊が始まる兆候が見える。
噴き値売りで勝負。

「釣しのぶたしかに何処か降っている 万太郎」 

>>続きを読む

相場鋭気なし 買い時代終了す (2015.07.14)

昭和の風林史(昭和四八年七月七日掲載分)
七月二日大天井打ちと見られぬこともない。
目先の強烈高場面は決定的売り場になろう。

「子は飽きて父はたのしや水中花 みづほ」 

>>続きを読む

自信とゆとり 変幻自在の大手 (2015.07.13)

昭和の風林史(昭和四八年七月五日掲載分) 

手亡のS安につりこまれて売れば
また上にかつぎ上げられる。
翌日に玉を持ち越さぬことが肝要。

「落雷のあと生々し尾根伝う 緑水」

>>続きを読む

売ると逆襲高 買えば一段安へ (2015.07.10)

昭和の風林史(昭和四八年七月四日掲載分)

魂を悪魔に売ったグループが
ゴルフに行くと閑になり、売ればS安。
買えばS高。まだまだ荒れる。

「老僧の骨刺しに来る薮蚊かな 虚子」

不快指数一〇〇%の相場である。
くるかもしれないと思っていたS安が実現した。

>>続きを読む

強弱只今無用 勢いにつくのみ (2015.07.09)

昭和の風林史(昭和四八年七月三日掲載分)

背中に〝強弱只今無用〟
と染め抜いた幟を斜めにぶち込んで
疲れた駄馬でもいいから飛び乗るところ。

「朝顔の苗植え分くる鉢並べ 花風」 

>>続きを読む