昭和の風林史(昭和四八年七月九日掲載分)
買い仕手は値を維持することに懸命のようだ。
内部崩壊が始まる兆候が見える。
噴き値売りで勝負。
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昭和の風林史(昭和四八年七月七日掲載分)
七月二日大天井打ちと見られぬこともない。
目先の強烈高場面は決定的売り場になろう。
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昭和の風林史(昭和四八年七月五日掲載分)
手亡のS安につりこまれて売れば
また上にかつぎ上げられる。
翌日に玉を持ち越さぬことが肝要。
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昭和の風林史(昭和四八年七月四日掲載分)
魂を悪魔に売ったグループが
ゴルフに行くと閑になり、売ればS安。
買えばS高。まだまだ荒れる。
「老僧の骨刺しに来る薮蚊かな 虚子」
不快指数一〇〇%の相場である。
くるかもしれないと思っていたS安が実現した。
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昭和の風林史(昭和四八年七月三日掲載分)
背中に〝強弱只今無用〟
と染め抜いた幟を斜めにぶち込んで
疲れた駄馬でもいいから飛び乗るところ。
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