証券ビュー

森羅万象

作柄を見守る 全般に自粛気味 (2015.07.29)

昭和の風林史(昭和四八年七月二十四日掲載分)

小豆相場は建て玉制限が厳しく
全般に自粛段階にはいって高原相場。
作柄の推移眺め。

「旱ばつの鋪道はふやけ靴のあと 久女」

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高騰か暴落か 重大関頭に立つ (2015.07.28)

昭和の風林史(昭和四八年七月二十三日掲載分)

インフレが激しくなるが
商品相場は静かにしておらねばならない。
相場は一層むずかしくなる。

「端居して妻子を避る暑かな 蕪村」

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すでに政治だ 行政の価格介入 (2015.07.27)

昭和の風林史(昭和四八年七月二十日掲載分)

商品業界は行政当局の強い価格介入によって
かつてない危機に直面している。
相場でなく政治だ。

「水飯に味噌を落して曇りけり 虚子」

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なんとかせい 国会が済むまで (2015.07.24)

昭和の風林史(昭和四八年七月十四日掲載分)  
せめて国会が終わるまでなんとかせいよ
―と言われれば取引所も、そうですねぇ
と言わざるを得ん。

「氷水濡れし釣銭もらひけり さかえ」
 

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二万円目前に ヒビが入った? (2015.07.23)

昭和の風林史(昭和四八年七月十三日掲載分)

「鹿追う猟師山を見ず」
買い方も一本調子に走ると
足元をすくわれる。
規制強化も無視できぬところ。

「風鈴のそろはぬ音なれ二つ吊り 汀女」 

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