昭和の風林史(昭和四八年八月二八日掲載分)
相場は戻すところであるが、
戻しきれないと売り方には
嵩にかかって、たたっ斬ってしまうだろう。
「山の日の中天に来し葡萄園 青邨」
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昭和の風林史(昭和四八年八月二十五日掲載分)
目先的には下げ止まったかに見え、
反騰もしようが、
戻すことでまた下げ不足分を取りに行く。
「黒きまで紫深き葡萄かな 子規」
相場のほうは戻すところで、
もう一度千円前後反発しそうだし、
反発してもよいところである。
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昭和の風林史(昭和四八年八月二十四日掲載分)
大勢的には戻り売りの相場で、
また戻すかもしれないが、
力があるようでない。
売りっぱなしだ。
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昭和の風林史(昭和四八年八月二十三日掲載分)
千円戻りで減反による戻りは終わった。
もし規制緩和でまた戻れば売ればよい。
二段下げの道程。
「草の葉に置くや残暑の上ぼこり 北枝」
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昭和の風林史(昭和四八年八月二十二日掲載分)
大天井した相場が大底を取りに行く道中に
幾度かの戻りがある。
戻りは徹底的に売るのがコツだ。
「ふるさとや馬追鳴ける風の中 秋桜子」
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