証券ビュー

森羅万象

相場老いたり 反騰の自力なし (2015.09.02)

昭和の風林史(昭和四八年八月二八日掲載分)

相場は戻すところであるが、
戻しきれないと売り方には
嵩にかかって、たたっ斬ってしまうだろう。

「山の日の中天に来し葡萄園 青邨」

草に臥と書いてくたびれる。草臥れた。

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下げ不足だが  目先的には戻す (2015.09.01)

昭和の風林史(昭和四八年八月二十五日掲載分)  

目先的には下げ止まったかに見え、
反騰もしようが、
戻すことでまた下げ不足分を取りに行く。

「黒きまで紫深き葡萄かな 子規」

相場のほうは戻すところで、
もう一度千円前後反発しそうだし、
反発してもよいところである。

しかし、結果的には、

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人気は弱いが 相場は下げ道中 (2015.08.31)

昭和の風林史(昭和四八年八月二十四日掲載分) 

大勢的には戻り売りの相場で、
また戻すかもしれないが、
力があるようでない。
売りっぱなしだ。

「うつろえる程似た色や藤袴 北枝」
  

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断固売り方針 まだ下げの途中 (2015.08.28)

昭和の風林史(昭和四八年八月二十三日掲載分)

千円戻りで減反による戻りは終わった。
もし規制緩和でまた戻れば売ればよい。
二段下げの道程。

「草の葉に置くや残暑の上ぼこり 北枝」

きょう二十二日は処暑、暑気の止息する日という。

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大底まで売る 大幅大下げ基調 (2015.08.27)

昭和の風林史(昭和四八年八月二十二日掲載分)  
大天井した相場が大底を取りに行く道中に
幾度かの戻りがある。
戻りは徹底的に売るのがコツだ。

「ふるさとや馬追鳴ける風の中 秋桜子」

戻した相場は売りである。

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