昭和の風林史(昭和四八年十月六日掲載分)
手亡が天井している。
小豆も再び長い下げ過程にはいる。
ちょうちん買いが鈴なりになって重い。
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昭和の風林史(昭和四八年十月四日掲載分)
商品先物市場の投機家はリスクの負担者である。
いま小豆の投機家は危険を負担せんと買っている。
「日にかかる雲やしばしのわたりどり 芭蕉」
桑名が買っている
―というだけで市場の人気は、
いっぺんに硬化した。
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昭和の風林史(昭和四八年十月二日掲載分)
小豆の噴き値は売りでよいと思う。人気が強くなれば必ず反動がくる。強気するには少し早い。
「新豆腐白味噌汁のうまきかな 聴骨」
証拠金が少ないということはちょっと相場が動いてもすぐ追証が迫るわけで、煎れ、投げが目まぐるしくなる。
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昭和の風林史(昭和四八年十月一日掲載分)
棒立ちは売り 案外モロイ相場
踏み一巡するまで小豆は強張るが、案外にモロイ相場だ。湧いた小豆は絶好の売り場になる。
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