昭和の風林史(昭和四八年十月十九日掲載分)
営業は売りを言っても成績が上がらないから、
無い材料をあるが如く見せて買いをすすめるのだ。
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昭和の風林史(昭和四八年十月十八日掲載分)
人々は、なぜ小豆相場を強気するのだろうか。
その理由は充分判るのであるが、相場は上がらない。
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昭和の風林史(昭和四八年十月十七日掲載分)
手亡と小豆とはまったく異質のものだが
相場の人気という面では同一視されやすい。
「万葉の古道稲をかつぎけり 梅史」
中東戦争が長びくと、わが国も石油が不足する。
石油の配給統制などと言うと、
われわれは戦時中の木炭自動車を思い出す。
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昭和の風林史(昭和四八年十月十六日掲載分)
投機家は常に夢を見る瞳である。
巨大な供給量もバラ色の虹に包んでしまう。
現実逃避の白昼夢だ。
「田に落ちて田を落ち行くや秋の水 蕪村」
もうひとつ決め手になるものがない。
ジリ貧型の相場で肩下がりになっているが
思い直したように買い上げたりする。
総じて誰もが強気である。
なんとなく弱気しにくいところらしい。
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昭和の風林史(昭和四八年十月十五日掲載分)
新穀の売り物が出てくると
千円幅ぐらいバシッと崩れる相場だ。
暴落含み。戻り場面好売り場。
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