証券ビュー

森羅万象

ベタベタ迎合 吐き気がするね (2015.11.25)

昭和の風林史(昭和四八年十一月十二日掲載分)  
買い方主力に対して
なぜ誰もがベタベタと迎合するのであろうか。
もの欲し顔である。
「薄めても花の匂ひの葛湯かな 水巴」 

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買い方の味方 インフレムード (2015.11.24)

昭和の風林史(昭和四八年十一月九日掲載分)  

今年はよく月の十日あたりで相場が変わっている。
二カ月の棒上げもそろそろ転換期。

「つゞけさまに嚏(くさめ)して威儀くづれけり 虚子」

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高値にも限界 崩れる日も近い (2015.11.20)

昭和の風林史(昭和四八年十一月八日掲載分)

出回り遅れは事実だが、それも峠を越した。

徐々に現物の重みが市場にのしかかる。

「ふいご祭屑鉄山と灯をわかつ 樵人」

昨日は立冬。きょう八日は ふいご祭り

そして明日は一の酉

もうこれから年末まで早足な日々である。

ふいご祭りといえば

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砂上の楼閣だ 反動安はきつい (2015.11.19)

昭和の風林史(昭和四八年十一月六日掲載分) 
この小豆相場は、
いずれ大きな反動安がくるだろうと思う。
砂上の楼閣は必ず崩れる。

「ひと恋へば野はきりさめの赤まんま 魔女」

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売れば逆襲高 買えば利食い売り (2015.11.18)

昭和の風林史(昭和四八年十一月五日掲載分)
売り込んだと見れば
強烈買いの集中砲火をあびせてくる。
鳥なき里の蝙蝠。買い方の天下。

「山茶花の散るにまかせて晴れ渡り 龍男」

売り方にあすはない
―ような市場の空気であったが、

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