証券ビュー

森羅万象

高値おぼえで 人気のみ強いが (2015.12.09)

昭和の風林史(昭和四八年十一月三十日掲載分)

高熱相場も鎮静化しよう。
年内続落が予測出来る小豆相場だった。
強気支配の市場に寒波襲来。

「大芭蕉従容として枯れにけり 草城」

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ダンゴ天井型 年内下げ一方か (2015.12.08)

昭和の風林史(昭和四八年十一月二十九日掲載分)

人が相場に勝っているように見えても、
それは一時的なもので
相場は再び相場本来の姿に戻る。

「冬枯や在所の雨が横にふる 一茶」 

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あなたまかせ 投げたり踏んだり (2015.12.07)

昭和の風林史(昭和四八年十一月二十八日掲載分)
急落地点は買い―
という安心感が支配している高水準で
押したり突いたり、あなた任せの動き。

「萩枯れて山門高し南禅寺 虚子」

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焦燥感の指数 メーターの針か (2015.12.04)

昭和の風林史(昭和四八年十一月二十二日掲載分)
小豆は一万八千円という。
大きな声を出せば
メーターの針が瞬間的に大きくふれるかもしれない。

「貧よりも寒さがつらし根深汁 都穂」

時が時だけに愛知蔵相の突然の死は、
暗澹たる気持ちをもたらした。

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過剰投機の弊害 再び攻撃されん (2015.12.03)

昭和の風林史(昭和四八年十一月二十二日掲載分)

取引所が悪いのでない
と世間に声を大にして叫べど
為政者は取引所を悪魔に仕立てあげるだろう。

「刈らざりし枯菊と知る夜半の風 心映」

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