昭和の風林史(昭和四八年十二月十四日掲載分)
きつい金融の引き締めが
小豆にも影響してくるだろう。
取り組み内容が非情に重たくなっている。
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儲けは〝懐ろ〟へ 収穫の発表待ちへ (2015.12.22)
昭和の風林史(昭和四八年十二月十三日掲載分)
暴走する前に歯止めをかけるのはよい。
小豆は
しばらく農林省の収穫発表待ちで
お茶を濁すところか。
強烈なインフレ時代においては
いかなる尺度も色あせ、
お金の減価速度に沿って、
その価値を落としていくものらしい。
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昭和の風林史(昭和四八年十二月十二日掲載分)
感覚にしろ考えにしろ
時代から取り残されるほど怖いものはない。
小豆の二万円時代もくるだろう。
「冬の野は小さき白き城を置く 青邨」
淀屋商事の塩谷潔社長は
『昔は、春の野に出(い)でて
遠山をのぞむが如し―などと言いまして、
相場を見る奥義を、
このような、うまい表現であらわしたのですが、
現代の相場は、
なんとなく味(あじ)気がないですね。
もう、われわれの感覚は古いのでしょうか』―と。
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昭和の風林史(昭和四八年十二月十一日掲載分)
小豆は17日の実収高待ち。
業界は全般に理性を取り戻そうとしている。
市場あっての業界だ。
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業界最大の危機 過激な投機自重せよ (2015.12.17)
昭和の風林史(昭和四八年十二月八日掲載分)
商品業界は最大の危機に直面している。
全商品取引所の一時閉鎖は
今のまま行けば現実となろう。
「しんしんと寒波来し夜の鴨の声 春潮」
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