昭和の風林史(昭和四九年一月二八日掲載分)
駄目を入れて、完全にとどいた感じの小豆だ。
手亡も下げ余地がない顔つきである。
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昭和の風林史(昭和四九年一月二六日掲載分)
止まったとなれば買わねばならない。
きのう勤王、あしたは佐幕、
その日その日の強弱稼業。
「冬にまたもどりし風よ白魚鍋 万太郎」
かなり弱気がふえて相場は手亡から止まった。
手亡が止まれば小豆に下げ余地がない。
小豆の線型は押し目完了型。
下げたあと安値で線が重なる。
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昭和の風林史(昭和四九年一月二五日掲載分)
起死回生、
強烈ナンピンぶち込み戦法というのはどうだろう。
将来は高い運命にある小豆だ。
「水餅や笊の下なるこぼれ水 百川」
小豆相場は、いまここで下げておいたほうが、
あとの段取りがよい。
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昭和の風林史(昭和四九年一月二四日掲載分)
手亡が下げ止まる地点に来ている。
手亡が止まれば小豆も止まる。
弱気も多少ふえてきた。
「寒灯に柱も細る思ひかな 虚子」
小豆相場は先限で一万四千円台があるだろう―
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