証券ビュー

森羅万象

とどいた感じ 期待される如月 (2016.01.29)

昭和の風林史(昭和四九年一月二八日掲載分)
駄目を入れて、完全にとどいた感じの小豆だ。
手亡も下げ余地がない顔つきである。

「冬梅の既に情を含みをり 虚子」

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熱烈反騰歓迎 整理完了再出発 (2016.01.28)

昭和の風林史(昭和四九年一月二六日掲載分)
止まったとなれば買わねばならない。
きのう勤王、あしたは佐幕
その日その日の強弱稼業。

「冬にまたもどりし風よ白魚鍋 万太郎」

かなり弱気がふえて相場は手亡から止まった。
手亡が止まれば小豆に下げ余地がない。
小豆の線型は押し目完了型。
下げたあと安値で線が重なる。

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気宇大にして 時節を待つこと (2016.01.27)

昭和の風林史(昭和四九年一月二五日掲載分)
起死回生、
強烈ナンピンぶち込み戦法というのはどうだろう。
将来は高い運命にある小豆だ。

「水餅や笊の下なるこぼれ水 百川」

小豆相場は、いまここで下げておいたほうが、
あとの段取りがよい。

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節分底を言う 投げた所が底値 (2016.01.26)

昭和の風林史(昭和四九年一月二四日掲載分)
手亡が下げ止まる地点に来ている。
手亡が止まれば小豆も止まる。
弱気も多少ふえてきた。
「寒灯に柱も細る思ひかな 虚子」

小豆相場は先限で一万四千円台があるだろう―

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新鮮な相場に 長期買い方針で (2016.01.25)

昭和の風林史(昭和四九年一月二二日掲載分) 
サランパランと相場がほどけて
新鮮なものに生まれ変わる。
下げがきついほど反騰力もきつい。

「背低きは女なるべし寒詣 虚子」

相場観が対立する久しぶりの場面になって、

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