証券ビュー

森羅万象

下値見届ける 出直り期待充分 (2016.04.11)

昭和の風林史(昭和四九年四月四日掲載分)

冬ごもりの季節は終わりを告げた。
一万五千円は底値という反騰劇。
いつ出直るかに焦点を…。

聞いてみると、どこの店(取引員)とも
取り組みはほぐれたという。

投げるものは投げ、安値を叩いたトガメが

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悲劇こそ宿命 名を残す相場師 (2016.04.08)

昭和の風林史(昭和四九年四月二日掲載分)  
観衆は、どれほど巨大な経費をかけたドラマでも
それが済むと、また次なるものを求める。
「多摩の瀬の身揺れば光り李咲く 青邨」

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意外に頑強だ 上旬安値買い場 (2016.04.07)

昭和の風林史(昭和四九年四月一日掲載分) 
小豆相場は職業投機家の大量投げを
冷静に受け止めた。
幾分の下値は残ろうが存外頑強である。

「花曇り人影もなき女坂 いさを」

ちぎっては投げ、ちぎっては投げる。
投げるまではかなりの決断を要するが、
決断を下せば一瀉千里の戦線縮小である。

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まだ逆張り圏 五千円台買い場 (2016.04.06)

昭和の風林史(昭和四九年三月二九日掲載分) 
玄人筋の見方では
本年の小豆は売り勝負だというが、
それは八千円、九千円を付けてからである。
「野道ゆけばげんげんの束すててある 子規」 

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只今酸素欠乏 市場は窒息状態 (2016.04.05)

昭和の風林史(昭和四九年三月二七日掲載分) 
酸素不足の投機資金が
主体となっている間は相場に活力が出ない。
新しい血を希望する市場だ。

「あたりなを雨意をとどめて落椿 夕陽斜」 

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