証券ビュー

企業レポート

事業再構築 ゲオ   8月11日 (2010.08.11)

中古衣料にエネルギー

コンテンツ配信の材料待ち

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ゲオ(2681)は踊り場。前期連結最高益を計上し一進一退。もみ合いが続いている。峠を越した既存事業と新規事業立ち上げを巡るもので、市場を二分するライバルCCCも似たような状態。双方、事業再構築が始まった。同社の場合、主力のDVD・CDレンタル、ゲームソフト販売に対し、セカンドストリート(06年フォー・ユー)完全子会社化、子会社エイシス吸収合併が布石。新たに中古衣料、コンテンツ配信事業に活路を見出した。

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もうひと山 三ツ知   8月9日 (2010.08.09)

トヨタ車の回復が主因

ピンチがチャンスに変わる

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三ツ知(3439・JQ)は堅調。前期、連結売上高がピークの8割まで戻り大幅増益。50円配当を実施。びっくりした。今期慎重だが、シロキ工業(前期連結構成比51%)と連携。もうひと山ありそうだ。5日トヨタ1Q発表でも明らかなように、海外でトヨタ車の回復が主因。リコール問題を吸収しただけに強い。事実、シロキ工業は今期連結二ケタ増益の見通し。8月5日上方修正している。それに鍛造設備の北米、タイ移管も手がかり。前期ゼロベースでコスト構造を見直し、採算が大幅に改善している。

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体質強化 キムラユニティー   7月29日 (2010.07.29)

前期切り返し足場固め

来年の創業130年が節目に

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キムラユニティー(9368)は切り返し。反転の足場を固めた。昨年8月3日、同9月14日、及び4月28日の上方修正によるもので、前期連結8%減収、営業利益4.1倍が何より手がかり。直前期も後半リーマンショックをかぶり、トヨタグループ(依存度38.9%)総崩れの中で黒字確保。07年3月期から20円配当を堅持している。

1Q発表は8月2日の予定。前期連結7%減収に対し、営業利益4.2倍になった物流情報サービスの伸びが見どころ。

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最高益に意欲 焼津水産   7月23日 (2010.07.23)

次世代の製品がヒット

食品業界で出色の300億円

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焼津水産化学工業(2812)は続伸。今期、11年ぶり最高益更新に意欲。3年後、連結売上高300億円(前期218億円)を掲げ飛び出した。1Q発表は8月5日の予定。前期様変わりになった業績好転を受けたもので、本格販売10年、国内トップシェアN-アセチルグルコサミンの市場拡大、海外展開、CVD(連続真空乾燥装置)能力倍増に伴う2号機稼働、さらにYSKブランド育成など従来の中期計画と一線を画した内容。国内のデフレギャップ25兆円、リーマンショックの調整が尾を引く中、成熟した食品業界にとって出色の存在。1Q上振れとなれば、09年10月高値1230円をとらえそうだ。

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2ケタ続伸  ウッドF   7月21日 (2010.07.21)

住宅事業が新記録更新

将来を左右するPFI事業

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ウッドフレンズ(8886・JQ)は続伸。連続2ケタの高い伸び。15日発表した決算、見通しを受けて翌16日ストップ高。それでも収まらず20日一時23万円の戻り高値をつけた。リーマンショック、実体経済の落ち込みを通じ稼働率が低下した不動産ポストの一角で異彩を放っている。

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