タイムリーな新体制
ファインケミカルに意欲
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アイカ工業(4206)は堅調。2Q連結累計、予想以上の折り返し。通期でも計画を上回る見通しだ。3Q以降も反転が続いている。6月スタートした新体制によるもので、5月7日述べたように増収次第で予想外の増益。住宅着工や設備投資がまどろむ中、化成品、建装材、住器建材、電子4部門そろってリバウンド途上。
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通期でも上方修正 日東工業 11月11日 (2010.11.11)
次世代にレベルアップ
10、11年調整運で助走段階
日東工業(6651)は2Q連結黒字転換。2ケタ増収の折り返し。通期でも上方修正した。一連の業務改善・経費削減等でさらに損益分岐点が下がったうえ、取引先が住宅・設備投資、工作機械受注など極端な前期の落ち込みから持ち直しているためだ。キャビネット(2Q連結累計26%増収)がリードし遮断・開閉器、パーツ・その他も連動。配電盤の緩やかな反転が印象的。3期ぶり逆回転を消化した。
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活気取り戻す MARUWA 11月5日 (2010.11.05)
新製品の成長手がかり
逆回転のリバウンド超える
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MARUWA(5344)は好調。活気を取り戻した。2Q連結累計、予想以上の折り返し。通期でも大幅な上方修正。「来年厳しい見通しが多いが新製品中心に乗り切れる。新規投資を増やす」(神戸社長)という。電子部品関連市場の回復を受けたもので、中国やアジアのデジタル家電、半導体設備投資、ハイブリッドカー、さらにLED照明機器など様変わり。ことにパワーモジュール用基板が活況という。
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もち合い続く マルサンアイ 10月28日 (2010.10.28)
注目される1Q発表
60周年もスタートダッシュ
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マルサンアイ(2551・名2)は踊り場。直前期急回復を受けて前期高水準。今期60周年を数え、三角もち合いが続いている。連結売上高、純益ともに最高の見込みだが、直前期21%、前期6%伸びた豆乳が今期2%弱にとどまるのが主因。前期酷暑もあり4%強落ち込んだみその黒字転換(前期営業損失2億6300万円)が支援材料。ボトル容器につめた液状みそや、子会社の玉井味噌からカップ匠・聖などこだわりの提案商品も出始め、60周年キャンペーンを展開するもののパンチ不足。直近2期も需要期入りの1Qで稼いでおり、同キャンペーンもスタートダッシュにかかっている。早くも来年の1Q発表(前期1月29日)が注目されるところだ。
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問題は3Q以降 石塚硝子 10月25日 (2010.10.25)
猛暑の2Q予想以上
失地回復し踊り場入り
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石塚硝子(5204)は好調。猛暑の2Q予想以上。計画を大幅に上回る折り返しだ。主力のびんが15年ぶり数量増になったほか、PETプリフォームや紙容器など連結9%前後の高い伸び。リーマンショックのリバウンドがうかがえる。
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