来年4月新体制 TOKAI 12月7日 (2010.12.07)
2本柱確立し相乗効果
事前対応で成功の公算大
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TOKAI(8134)は最大の節目。新体制を決めた。11月18日、子会社ビック東海と共同持ち株会社設立を発表。12月6日両社臨時総会、来年1月21日同承認総会を踏まえ、同4月1日TOKAIホールディングスとして東証1部に上場される運び。
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脱皮巡りクライマックス
海外と成長市場がターゲット
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CKD(6407)は復調。1、2Q上方修正し自信を取り戻した。3Q踊り場とみられ、4Q半導体が焦点。得意先東京エレクトロンの上方修正、90円増配が手がかり。3Q発表(前期1月28日)が次の流れを左右しそうだ。すでに中期計画で海外と成長市場をターゲットにしぼり、流体制御と自動化を基盤にグローバル企業に脱皮する旨を表明。
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悲観が裏目に 武蔵精密 12月2日 (2010.12.02)
円ドル80円現地でも対応
ピークの8割まで戻す見通し
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武蔵精密工業(7220)は予想以上。3、4Q円ドル80円に見直し、新興国の生産拠点増強。来年も悲観が裏目に出そうな気がする。筆頭株主のホンダ向けが7割。海外売上高も7割を占め、アジアや南米中心に2輪・4輪小型車市場拡大。米欧大手カーメーカーとも取引が増加しているためだ。5月11日述べたように、ホンダ以上のビジネスチャンスが見どころになる
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3、4Q切り返す見通し 残り54%交渉遅延取り戻す
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スズケン(9987)は3、4Q反転。持ち直す見通し。2Qまで46%妥結にとどまった交渉遅延・価格競争を織り込んだ。今年4月実質6.5%薬価引き下げに伴うもので、3Q以降残り54%を「一刻も早く実現する」(太田社長)のが課題。伸び盛りの医薬品製造事業が開発・償却負担増で今期も営業減益だけに、メイン医薬品卸売事業(2Q連結累計23億3900万円営業損失)の切り返しが見込まれる。3Q発表(前期2月5日)が新たな手掛かりになりそうだ。
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一変した体質 中央紙器 11月30日 (2010.11.30)
10円増配し33円配当
磨きかかる梱包プロセス改善
中央紙器工業(3952)は好調。1、2Q連結区間新を更新。3、4Q慎重だが、10円増配し33円配当の予定。直前期から事前対応し、リーマンショックを通じてもう一皮むけた。猛烈に落ち込んだ09年1~3月の反動もあるが、8月23日述べたように、同ショック1年前に取り組んだ在庫・出荷業務の内製化がきっかけ。損益分岐点が大幅に下がり、上期の連結営業利益率12・3%。2ケタ増収にかかわらず、販管費の伸びわずか0・7%。体質が一変した。
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