証券ビュー

企業レポート

来年は上昇運 田中精密 11月29日 (2010.11.29)

新興国と2輪車市場拡大

3、4Q円ドル80円の対応

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田中精密工業(7218・JQ)は復調。3、4Q円ドル80円対応。もう一皮むけそうだ。ホンダの見直しに連動するもので、後半も新興国、2輪車、踏み込んだ合理化が焦点。これまでにない競争力再構築が背景になっている。事実上1年で浸透した総費用削減、特命プロジェクト発足、全業務ゼロベース見直しなど1、2Q急回復につながったが、15年ぶり円高の対応半ばとあって3、4Q慎重な見通し。

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戻りを試す 中部鋼鈑 11月26日 (2010.11.26)

社長が来年上昇気流

2Qから持ち直し計画線上

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中部鋼鈑(5461)は反転。2Qから持ち直した、在庫調整一巡、価格改定、数量増等によるもので、8月以降比較的底堅い鉄スクラップが気がかり。円高は一服したが、内外需とも緩慢な回復にとどまり、7月28日初めて今期見直しを発表し計画線上。

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上昇トレンド シーキューブ 11月22日 (2010.11.22)

NGN立ち上げ新体制

子会社の情報サービス伸び盛り

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シーキューブ(1936)は反転。3期ぶりに持ち直す見通し。総務省やNTTによる光アクセスサービス普及を物語るもので、移動体通信、地デジ特需、さらに子会社フューチャーインの業務受託事業拡大など手がかり。1Q減収だが2Q増収を確保。採算も大幅に改善している。円高株安の影響を受けているが、事実上リーマンショックの圏外。

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創業60年の節目 木曽路 11月18日 (2010.11.18)

しゃぶ最大手に客足戻る

事実上3期ぶり増収増益に

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木曽路(8161)は創業60年の節目。10月21日下方修正したが回復。事実上、3期ぶり増収増益の見通し。10月4日創業者を送り節目そのものだ。3、4Q需要期を迎え切り返す公算が大きい。主力の木曽路(115店)が2Q1・4%増収、同累計でも0・3%増収を確保。出退店なく3店改築・改装(うち2店休業中)にとどまり、既存店の発奮によるもの。緩慢とはいえ、しゃぶしゃぶ最大手に客足が戻ってきた。

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3Q以降慎重 北川工業 11月17日 (2010.11.17)

前途を左右する海外

2013年が最大の転機に

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北川工業(6896)は自律反発。一進一退にとどまっている。2Q連結累計上方修正したが、3Q以降慎重なためで、円高と取引先の海外生産移転が気がかり。立ち上げた中国深センの新工場と無錫の設備増強が鍵を握りそうだ。6月18日述べたように、海外売上高(前期35%)が前途を左右する場面。電機・情報・通信のほか自動車・住設・工作機械など取引先との対応いかん。

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