証券ビュー

企業レポート

失地回復 サーラ住宅   12月24日 (2010.12.24)

1Qから上方修正期待

大型・有力案件も決め手

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サーラ住宅(1405)は失地回復。前期11.5円、今期12円配当を表明。反転の足場を固めた。6月から5ヵ月連続増加している新設住宅着工が手がかり。前期4Qの追い込みにつながるもので、6月14日下方修正したが、半年後に事実上の上方修正。期中、住宅事業で162億円(3.5%増)の受注を確保し、12月14日中期計画を発表している。それによると、情勢の激変に対応し持続的成長を実現するため、従来5年を3年に繰り上げたもの。住宅事業は「外断熱・二重通気工法」中心に長期優良住宅、環境配慮型商品シフト。

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一転して慎重 エイケン工業   12月22日 (2010.12.22)

1Q発表が次の手がかり

輸出フィルターに根強いニーズ

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エイケン工業(7265・JQ)は一服。リーマンショックのリバウンド一巡。小動きにとどまっている。これから円高、原油・鋼材高、前期最高になった輸出の反動も考えられるためで、今期は一転減収減益の見通し。高性能オイルフィルター、大型車用フィルター、自動二輪車用フィルターの拡販がポイント。300トンプレス機械の製品・部品受注、熱交換器・バーナー部品拡販もそうで増収確保が課題。その点、前期増加した国内同業者とフィリピンはじめ東南アジア中心に17億円を突破したフィルター輸出が全体の流れを左右しそうだ。

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修正予想上回る セリア   12月21日 (2010.12.21)

大創産業と対極の魅力

「カラーザデイズ」本格展開

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セリア(2782・JQ)は好調。10月29日上方修正したが、10、11月修正予想を上回る推移。円高も勘案し3Q発表(前期2月5日)を受けて一段高になりそうだ。100円ショップナンバー2。規模こそトップ大創産業のざっと4分の1だが、ビジネスモデルは対極といってよく、市場が成熟する中で今期連続最高益更新当確。08年度に21期連続増収となり、キャンドゥを抜いた。受けているのは、徹底した100円均一に対するこだわり。売れ筋の商品価値を限界まで高め、トータル100円以上の価値を実現すること。09年9月26日、江東区のスーパービバホーム豊洲出店を口火におしゃれな新業態「カラーザデイズ」の評価も予想以上。飽和市場といわれる中で首都圏、関西でも本格的展開に入った。

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リバウンド途上 太陽化学 12月16日 (2010.12.16)

3、4Q追い込みに注目

新工場立ち上げ見どころに

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太陽化学(2902)はリバウンド途上。1、2Q伸び悩んだ。猛暑、円高、内食に低価格シフトなど予想以上。見込みを下回る折り返し。3、4Q追い込みが注目される。6月11日述べたように、同7日東大で開催された日本アミノ酸学会で「Lーテアニン」に人間の集中力、注意力をうながす効果があると評価されたのが手がかり。10月7日発明協会から「サンファイバー」(水溶性食物繊維)に平成22年度中部地方発明表彰の特別賞を授与されたことも見直し材料。

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追い込み ユタカフーズ   12月14日 (2010.12.14)

12月6日に年初来高値

ビジネスチャンスがやってくる

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ユタカフーズ(2806)は直近足踏み。1Q堅調だったが2Qから若干ブレーキ。4Q踏ん張りどころだ。価格競争激化、記録的な残暑、秋冬物商品が間延びするなど計画を下回っているためで、液体調味料・粉粒体食品、チルド、即席麺、さらに水産加工品など追い込み。公表した通期予想実現に全力を挙げる。

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